海とダイビングの総合サイト・ocean+α(オーシャナ)を運営しているんですが、最近嬉しかったことがあります。

(って、オーシャナで嬉しかったことがあったらその都度ブログに書くようにしようかな)

「15/20」という数字が意味するもの

オーシャナでは、「1ヶ月間によく読まれた記事」というのを毎月発表しています。

新連載陣が軒並みランクイン!2014年1月によく読まれた記事ベスト20 | オーシャナ

こういうまとめ自体はどこのウェブメディアもよくやっていることですが、2014年1月によく読まれた記事をまとめていて、嬉しかったことがありました。

15/20。

この数字、何の数字か分かるでしょうか?

これは、よく読まれた上位20の記事のうち、その執筆者が15人にわたっている、という意味です。

なぜこれがそんなに嬉しかったかというと、オーシャナでは年末から1月にかけて、新しく記事を書いてもらう連載陣を(業界としては)かなり大量に増やしたんですね。

で、我々としては「読者にちゃんと読んでもらえるかな、ドキドキ」としていたわけですが、1月によく読まれた記事のランキングにその新連載陣の記事が軒並みラインナップしたんです。

これは嬉しかったですねー。

ちなみに、この数字、2013年11月の場合は「6/20」、10月の場合は「5/20」という割合でした。

これだけ見てみても、うちのウェブメディア的に、この1月に一気に増えたことが分かるかと思います。

多様な意見と専門的な考察を届けるための場所

この2014年1月によく読まれた記事まとめの中で、僕が書いた言葉を引用します。

編集長の寺山もよく書いていることですが、こうして多様な意見やとても専門的な考察、あるいはこれまで日の目を見なかった研究などをダイバーの皆さんにお届けするメディアとしても、これからもますます頑張っていきたいと思います!

新連載陣が軒並みランクイン!2014年1月によく読まれた記事ベスト20 | オーシャナ

そういうことなんですよね。

とてもニッチなメディアではあるんですが、だからこそ専門性だったり、本当に読者が読みたいことだったりを揃えるのは大切だよなーと思いますし、やっとそれができ始めたことに一旦は安堵して、これからまた頑張りたいと思います。

ただ、同時に課題も分かっていて、例えばダイビングの専門的な話って、どうしても小難しくなったり、あるいは潜水事故とかスキャンダラスなものになりがちなんですよね。

一言で言えば、最近はちょっとロマンが足りないんです!ロマンが!

そういう意味でも、オーシャナを一緒にやっている水中写真家の越智さんがスリランカで海中でのシロナガスクジラの撮影に成功したことは、めっちゃ嬉しいニュースでした。

やっぱり海と言ったらこういうロマンですよね!

っていうところも決して忘れずにやっていこうと思います。