COUNTDOWN JAPAN 13/14、2日目の自分の感想まとめです。
この日に観たのは、こんな感じ。
特に印象に残ったのは、THE CHERRY COKE$、電気グルーヴ、山崎まさよしでした。
そう言えば1日目を終わって、Twitterとか眺めていながら感じたこと。
CDJ、入場規制で入れなかった時に「私も○○見たかった!」じゃなくて「私も××やりたかった!(××はそのバンドお決まりのコーラスとかセリフ)」っていうのが今の子のライブ感覚をすごく表してるなと思う。ライブは「見るもの」というより「自分もするもの」っていう。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 28
「私も××やりたかった!」は象徴的な言葉だと思った。
この日は、タイムテーブルを見渡してみても、だいぶカオスな顔ぶれ。
今日は大トリがRIP SLYMEでKREVAとの相似点はあるけど他はホルモン、NICO、miwaと動員力のあるアーティストは脈絡ないラインナップで、そんな中アストロアリーナにはアイドルファンが行列に加わっていたりして、客層が完全にカオス。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
そんな風に客層のターゲッティングが絞られてないカオスな日でもお客さんは昨日と同じかそれ以上に多くて、まさにCDJの勝者っぷりが感じられる日。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
こういうカオスな(別の言い方をすればブレブレな)ラインナップでもこれだけ集客できちゃうのって、まさにCDJってフェスのファンが多い、CDJだから来るっていうお客さんが多い証拠で、その王者感をまざまざを見せつけられている感。
miwa
miwa、とてもよかったです。
miwa、安心して観られてとても楽しめたわ!この年でこのアースステージで安心して観られるライブができるってすごいことだよ! #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
miwaは大人数を相手にしたステージングへの場慣れ感がすごいな。地上波テレビに出ることによって得られる経験値はたくさんあるんだろうし、それはロックバンドが生息するライブハウスで得られる経験値ともまた違うものだとも思う。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
miwa、最後の「ヒカリへ」って曲も彼女の声の良い部分を最大限に生かせるメロディになってたから「やっぱりプロの作曲家に作ってもらうのって大事だよなあ」とか訳知り顔で調べたら本人の作曲でびっくりした。miwa、恐ろしい子…。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
miwaはギター弾き語りスタイルをほとんど崩さないので、代わりにコーラスのお姉さんがタオル振って煽ってた。細かいことだけどああいうのが効くよねえ。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
1日目の感想で家入レオのMCはもっとよくできるってことを書いたんですが、このmiwaのコミュニケーションを観て「これが正解!」と思いました。
自分の気持ちを無理なくしっかり言葉にできているし、お客さんとの距離の縮め方もうまい。
こうやって大観衆を前にしたステージ上でも、(緊張しているとは言ってたけど)平常心を保ちながらコミュニケーションができるっていうのも、テレビっていうマスメディアでのアクトに慣れてる部分がきっと糧になってるんだと思う。
その後にちょっとRihwaを観る。
Rihwa、声量も含めて高音の伸びが印象的。歌が上手い女性シンガーはどんどん出てくるねえ。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
THE CHERRY COKE$
これは前日にしていたツイート。
わたしが好きな民族音楽そのものやそのテイストが入った音楽は日本ではなかなかセールスに結びつかないのが悲しいところではあるけど、こういう音楽は日本のマーケットから消えないでほしいし、できればフェスという場でもそれなりの存在感を放っていてほしいと願うのです。
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 28
そしてとっても楽しかったです。
THE CHERRY COKE$、予想してたよりずっとお客さんがいて、フロントエリアの熱量もとても高くて楽しいライブだったなー! #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
THE CHERRY COKE$にあれだけお客さんがいたのは、数時間後に控えてるホルモンのお客さんをうまく拾えたからだと思う。フェスのラインナップって大事だよなーと思わされるわ。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
お客さんが予想以上に多かったのは嬉しかった。
それはたぶん数時間後に控えてるホルモンのお客さんを上手く拾えていて、この時間帯に似た競合がいなかったからだと思う。
実際、お客さんの半分以上ぐらいが黒いTシャツだった。
THE CHERRY COKE$のフロントエリアでアイルランド国旗を掲げてた人、わたし的には超グッジョブだったわー!ああいうの大好き。離れたところから見ててもテンション上がるわ。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
こういう、バンドのアイデンティティとも重なるアイテムを使うのって好きだなー。
ここだけフジロックのような景色。
それでふと我が身を振り返り思ったこと。
そういや今日はフジロックのTシャツ着てるんだけど、それでTHE CHERRY COKE$を観てるわたし、分かりやすいな…。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
そこからSCANDAL、坂本真綾をちょっと観る。
坂本真綾、ロックフェス的なラインナップの中で観ると鍵盤やチェロを使った曲の作りがやけに新鮮に感じられるなー。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
これもフェスでの多様性って面では新鮮に響いてよかったです。
そこからアストロアリーナにアヴェンズを観に行って、KREVAへ。
ふらりとアヴェンズを5曲ほど観た。もう完全にフェス用の鉄板セットリストが出来上がってる感じねー。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
avengers in sci-fiは自分たちの領域のファンを地道に右肩上がりで増やしていっているとは思うんだけど(アストロアリーナのフロアはかなりたくさん人がいた)、このままずっと同じようなポジションに居続けるのだろうか。
KREVAはバンドスタイルだった。
僕は彼の声も好きだし、いつも通りのターンテーブル+KREVAっていうシンプルな構成でも十分に好きだけどなー。
バンドがあるとKREVAの声・ラップの印象がやや薄れちゃうのがもったいなく感じる。
KREVAを途中で後にして、すごく楽しみにしてた電気グルーヴ。
うおー、電気グルーヴ!うひゃー! #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
電気グルーヴ、スピーカー前で音もいいしゴリゴリな4つ打ちたまらんかったわー!ノンストップダンシングとはこのことだね。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
電気グルーヴ、僕が好きな昔の曲らへんはあまりやらなかったけど(今年リリースされた「人間と動物」の曲からは3曲)、それでもノンストップに楽しかったわ!
BPMを含めて、人間が本能的・感覚的に気持ちいいと感じるツボを押さえてる感じ。
食糧を調達して、アストロアリーナへ。
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団をアストロアリーナのシートに座ってハムカツサンド食べながら観てた。豪勢で気持ちいい時間でした。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
小室哲哉
DOMMUNEでの勇姿をストリーミングで観ていたりはしたけど、生で観るのは初めて。
ソロ曲はもちろん、なにせプロデュース曲が多いから、どんな曲をやってくれるのか楽しみだったんだよねー。
たまたまこの日はKREVAもいるから、「Viennna」(っていうKREVAが参加してるソロアルバムの曲)をやってくれちゃったり?いやでもさすがにそれはないだろうな、とか夢想したり。
小室哲哉さん、スタンドのシートに座ってる人の多さに比べてフロアの人がまだ少なくて様子見されてる感が強い。踊ってこそのTK!踊ってこそのTK! #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
まあでもあのステージはちょっと違ったかな…。
他の人の話を聞くと(読むと)、洋楽オンリーで来た他のライブよりはポップだったみたいだけれど。
でも「WOW WAR TONIGHT」や「You’re my sunshine」や「GET WILD」をやってくれたと言っても、あのリミックスはちょっと違うんだよな…。
小室哲哉、CDJというよりDOMMUNEでウケそうなステージ・リミックスだったな。わたしが求めてるものとちょっと違うんだよな…。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
小室哲哉がhideの「rocket dive」をリミックスして流すなんてわたしが歓喜しそうな流れだけど、あれもちょっとリミックスの好みが違うんだよな…。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
生の小室さんを観て改めて思ったのは、「これだけコミュニケーションが苦手な人がそれでも音楽という才能で日本のトップに上り詰められるんだから、やっぱり音楽って夢があるな」ということ。
お客さんを煽るタイミングとか、そもそもこのCDJのお客さんが何を求めているかとか、相手側のことを考えるっていう点において、やっぱりだいぶズレてる人なのかな、と思っちゃった。
いや、それは普段のツイートを読んでいればすごく分かることなんだけれど、ライブを観て改めて。
このTシャツもだいぶキてるけれど、こういうのは人気になるやつだと思う。
(実際、ピースの方が先に売り切れてた。笑)
小室哲哉のTシャツが斜め上をいっている。
#CDJ1314
http://t.co/TftT7SRbHy
— (●⁰౪⁰●) (@mk_chp) 2013, 12月 29
山崎まさよし
山崎まさよし素晴らしかったー!まさよしさんの歌声はもちろんのこと、そのギターと、中村キタロー&江川ゲンタの手練れなリズム隊の心地良さが半端ないわ。こういう上質な音楽を聴くとホッとすると同時に心が満たされるね。 #CDJ1314
— いぬたく (@inutaku_) 2013, 12月 29
いやー、「One more time,One more chance」とか聴けるといいなーとか思いながら行ってみたんだけど、そんなキャッチーな曲がなくても十分に堪能できる、すばらしいステージでした。
最初に江川ゲンタが叩くパーカッションと山崎まさよしのボーカルっていうシンプルな構成でやったボブ・マーリィの「Redemption Song」から、引き込まれまくりましたよ。
こういう豊かなステージを一日の終わりに聴けると、とても満たされた気持ちになるね。
ということで、2日目終了。