(当時の記憶を思い出しつつTwilogなども見ながら、2012年初頭に書いてます)
VINTAGE ROCK主催のイベント・新木場サンセット2011に行ってきました。
その雑感です。
もちろん最大のお目当てはスピッツだったんだけど、その他の出演アーティストも好きな人たちが多い。
・Spitz
・毛皮のマリーズ
・曽我部恵一
・PUFFY
・フラワーカンパニーズ
・PoPoyans
開演は17:00~。
しかし社会人なわたしがそんな時間に行けるはずもなく。
出演順が気になりつつ会場到着は17:55。
会場に入ったら、曽我部恵一が「青春狂走曲」を弾き語りでやっていた。
結局、出演順は以下の通りだったよう。
8823ステージがメインのステージで、3373ステージがその脇のアコースティックなステージ。
・PUFYY(8823ステージ)
・曽我部恵一(3373ステージ)
・毛皮のマリーズ(8823ステージ)
・PoPoyans(3373ステージ)
・フラワーカンパニーズ(8823ステージ)
・Spitz(8823ステージ)
新木場サンセット、着いたら曽我部さんが「青春狂走曲」を弾き語っていた(間に合ってよかった)。続いて同じく弾き語りでやってくれた「満員電車は走る」、初めて聴いたのだけどものすごくよかった。曽我部さんらしい、優しさに満ちた視点で世界を歌ってる曲だった。
— いぬたく (@inutaku_) 8月 24, 2011
そうそう、「満員電車は走る」、初めて聴いた曲だったんだけれど、すごく好きだった。
studio coastのフロアでたくさんの人に囲まれて聴きながらも、この曲の世界・曽我部さんの世界に入り浸ってしまった。
曽我部さんはバンド形式であろうと、ソロの弾き語りであろうと、常にそのステージにありったけの気持ちを置いて行ってくれるところが大好き。
「外れがない」なんて言葉が陳腐過ぎるほど、いつもたくさんの気持ちをもらっている。
次は毛皮のマリーズ。
わたしはマリーズも好きなファンとして、「届け!」と思いつつ(肩入れしつつ)観てた。
初対面の相手(特にスピッツファン)にも気を遣った話をする志麿くんが随分と大人に見えた。
そしてやってくれたカバー曲が「胸に咲いた黄色い花」!
マリーズ志磨くん、「僕と特に富士山くんは青春時代をスピッツさんに悶々とさせられまして…」という的確な表現から「スピッツさんにプレゼントがあります」と言ってやってくれたのは「胸に咲いた黄色い花」!すごく貴重なものを観られて、聴けて、とても嬉しかったよ!
— いぬたく (@inutaku_) 8月 24, 2011
マリーズはちょっとアウェーな感じだったけれど、考えてみれば「正宗さんにも吉井さんにもエロさを感じる」というお客さんなら、志磨くんはハマるんじゃないかと思いながら「響け!届け!」と応援しつつ楽しんでました。
— いぬたく (@inutaku_) 8月 24, 2011
このツイートでも書いたけど、吉井さんとこれだけ共通点のある志麿くんなのだから、正宗さんとも相性はいいような気がした。
毛皮のマリーズ セットリスト 新木場サンセット2011 2011.8.24@新木場studio coast
1.ボニーとクライドは今夜も夢中
2.REBEL SONG
3.胸に咲いた黄色い花(!)
4.HEART OF GOLD
5.Mary Lou
6.すてきなモリー
7.ビューティフル
8.コミック・ジェネレイション
次はそのまま横の3373ステージに行って、Popoyans待ち。
「祝日」というアルバムを聴いてから、生で観られるのをすごく楽しみにしてた。
いやー、よかった、Popoyans。
あんなに擦れてない音楽アーティスト(しかも二人)、久しぶりに観たっていうぐらいピュア。
きっと営業とかセールスとか、苦手なんだろうなあ…。
大きな会場には向かないキャラ・音楽かもしれないけれど、こうやってstudio coastの一角で音を奏でるのにはピッタリだと思った。
MCのときの二人のやり取り・空気感がとても自然で、柔らかくて、とても心地よい。
またぜひ生で観たいなー。
野外フェス(Sense of Wonderとかピッタリそう)とかで。
PoPoyans、初めて観たけれどとても気に入りました。わたしはあまりアーティストに対して「かわいい」って褒め言葉を使ったことがないんだけど(それが褒め言葉になるのかも分からないし)、彼女たちに対しては全力で「かわいい!」と言いたい。良い意味で。
— いぬたく (@inutaku_) 8月 24, 2011
PoPoyansは、「綺麗なうたを歌う蒼井優」って言えば一般的に魅力が伝わりやすいだろうか…。そんな感じでした(わたしは蒼井優よりPoPoyansの方がかわいいと思う)。
— いぬたく (@inutaku_) 8月 24, 2011
この曲、二人のやり取りまで歌の中に採り入れられていて、とても好き。
次のフラワーカンパニーズは申し訳ないけどごはんタイム。
食べてる間、急に夕立が降ってきたなー。
夏の夕立だった。
ごはんを食べて少しだけフラカン。
ボーカルの鈴木圭介さんが、「新木場駅から会場に行くまで声を掛けられて掛けられて……、ダフ屋に」という話など。
そしてトリのスピッツ。
「涙がキラリ☆」から始まる、俺得な流れ。
まずは終演後のわたしのツイートを三つ。
それでスピッツ。わたしの最愛のスピッツ。今日も全力で体を動かした。こんなに全力で動いたの、最近じゃロッキンのBRAHMAN以来でした。
— いぬたく (@inutaku_) 8月 24, 2011
スピッツのライブはとにかく田村さんのベース。特にミドルテンポの曲での田村さんのベースのノリは、わたしにとって最強の音なんですよ。
— いぬたく (@inutaku_) 8月 24, 2011
明日もあるからスピッツのセットリストは書くのやめておくけど、今日も「この曲はとにかくベースを聴く!」という曲が数曲あった。もちろん他の音も聞こえてくるわけで、正宗さんの声も耳に入ってきながら田村さんのベースを聴くとか、それもう一年の中でも最高級に至福ですよ。
— いぬたく (@inutaku_) 8月 24, 2011
ここで書いた「田村さんのベースが引き立つミドルテンポの曲」って、この日やった中で言うと「涙がキラリ☆」「チェリー」「メモリーズ・カスタム」「君は太陽」あたり。
ここらへんの曲のライブでの響き方は、わたしにとって最高であり最強。
心地良さと、かっこよさと、美しさが、ぜんぶバンドの音の中に同居してるわけですよ。
最初のツイートでBRAHMANと並べてるけれど、わたしの中ではやっぱりスピッツはロックバンドの音で、完全にもうBRAHMANと並ぶほどの音の強さや衝動を感じます。
スピッツの場合はそれに加えてさらに心地良さまであるので、つまるところスピッツが一番好き、になるのだと思う。
もちろん「恋する凡人」「8823」など、“わかりやすく”ロックな、“わかりやすく”ノリのいい曲もあって。
だからこそスピッツファンはここまで裾野が広いんだろうし、ライブでも盛り上がる曲なわけだけれど、わたしはもうそういう曲がなくても十分に幸せすぎるなあ。
そうそう、この日は「シャングリラ」のカバーと「不死身のビーナス」が聴けた!
特に「不死身のビーナス」は嬉しかったなー。
スピッツ、「初期の頃の、最近ライブでやらなくなった曲オンリーのライブ」とかやらないかな。
ライブハウスで。
スピッツ セットリスト 新木場サンセット2011 2011.8.24@新木場studio coast
1.涙がキラリ☆
2.恋する凡人
3.シロクマ
4.チェリー
5.シャングリラ(byチャットモンチー)
6.不死身のビーナス
7.8823
8.メモリーズ・カスタム
9.正夢
(encore)
1.桃
2.君は太陽
この日の最後のツイート(23:50発)。
今日もありがとうございました。
うおー!やっぱりスピッツは好きだなー!!人から好きな音楽を訊かれたとき、いつも「世界で一番尊敬してるバンドはスピッツです!」と胸を張って答えてるだけあるよ!!ぐはー!!
— いぬたく (@inutaku_) 8月 24, 2011
こちらのブログを拝見して、素敵な文章だなあと思いました。
いいイベントだったよ!~新木場サンセット 2011 初日 – 隠れ家-かけらの世界-