自分という人間を分かってもらうためによく人に話してることを、ブログにも書いてみるシリーズ。
小さい頃、それこそ幼稚園ぐらいから、両親にスキー場に連れて行ってもらっていました。
20歳ぐらいまではスキーばかりやっていて、それ以降、特に社会人になってからはスノーボードもやり始めました。
そんな僕がスキーやスノーボードをやっていて、「ここがたまらんな!」と思うポイントの話です。
スキーやスノーボードって、独りで完結できるスポーツなんですよね。
なので、社会人になって自由な時間ができたら、金曜の夜に一人で夜行バスに乗って、翌日ずっと滑って、そのまま一人で帰ってくる、みたいなこともしてました。
もう「上手くなりたい」という一心で。
ポイントは、リフトやゴンドラに乗ってる時間
ここがポイントなんですが、ゲレンデで一度滑ると、リフトやゴンドラに乗る時間があるじゃないですか。
そのリフト上で自分の滑りを振り返る時間があるのが愉しいんですよ。
ひたすら自分に問いかけるわけです。
「お前はなんでそんなに下手なんだ」
「あそこのターン、もっとああいう風にすればよかったじゃないか」
みたいなことを。
そこで反省し、自分を追い込み、修正点を頭に置きながら、次の滑走に入るわけです。
一日それのずっと繰り返しで、いわゆるPDCAを回すのがすごく愉しかったんですよ。
その感覚は、「楽しい」というよりも、愉悦の「愉」と書いて「愉しい」という方がしっくりきます。
そう、僕は基本的にドMで、「壁」とか「障害」みたいな言葉は大好きなんですよね。
中学時代の失敗
以上のことはまだ20歳を越えて、自分なりにプレッシャーをコントロールできる時期だったから、よかったんです。
それより以前に、一度大きな失敗をしたことがありました。
中学生の頃、もう一段スキーが上手くなりたいと思って、マンツーマンのコーチに二日間ついてもらったことがあります。
忘れもしない、あれは年末年始の冬休みで、親に連れて行ってもらった時でした。
その二日間は、スキーの上達的な面ではとても実りのあるものだったんですが、同時に僕はめっちゃ緊張というか、気が張りっぱなしだったんです。
そのせいで、二日間ほぼ胃が正常に動いていないような状態になって、二日終わった頃、それは大晦日の夜だったんですけれども、その時には完全に胃が働かなくなってたんですね。
全く食欲は湧かず、それより前に食べたものも消化できず、めっちゃ具合が悪くなって、紅白歌合戦がやっている中、僕はトイレの便器にゲエゲエいってました。
あの時のことは忘れられません。
それに比べれば、「壁とか障害とかいう言葉、好きー♪」とか言ってる今はずっと安定したものだよなと思います。