オランダに1-5っていう衝撃的な敗戦を喫したスペインと、オーストラリア相手に3-1で凌いで勝利したチリ。
しかもこの前の試合でオランダがオーストラリアに勝ったため、ここでチリが勝つとグループBは早々に決勝トーナメント進出チームが決まっちゃうという。
スペインにとっては早くも後がないゲームだけれど、しかし先制したのはチリ。
シャビ・アロンソから奪ったショートカウンター。
バルガス決めたー!最後落ち着いてたなー!
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
Spain have conceded six goals from 11 shots on target conceded so far in the #WorldCup. http://t.co/8KnUeP1KlH pic.twitter.com/q7qq2uEJiF
— BBC Sport (@BBCSport) 2014, 6月 18
What a start in the Maracana! #CHI lead 1-0 and as it stands #ESP are going out! http://t.co/2izyb8F4XX #WorldCup pic.twitter.com/UQP5ORyPFk
— Sky Sports Football (@SkyFootball) 2014, 6月 18
スペインは前線から積極的にプレスに来るチリに対して思うようにボールを回せない。
スペインが自陣でボール保持してる時にビダルとアランギスがほぼマンマーク気味にブスケツとシャビ・アロンソについてて、スペインはなかなかペース握れない。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
イニエスタがディアスを抜いてからボールの出しどころを探してるシーンを見ると、上手くいってないのかなと思っちゃうね。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
イニエスタは一人だけ別格な感じではあったけど、やっぱりジエゴ・コスタをトップに持ってくるやり方は、選手同士でもしっくりきてない部分があったと思う。
身長172cmのメデルがジエゴ・コスタと張り合うシーンは応援したくなる。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
そんなことをしてたら、フリーキックをカシージャスが弾いたボールがアランギスの正面に来て、冷静で上手いフィニッシュ。
スペインやばい。
うわー、アランギス決めた!!
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
アランギスのアウトにかけたキックうめー。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
この流れで言うのもなんだけど、カシージャスってパンチングを正面に弾くこと多いよね、って昔から思ってる。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
前半終了、スペイン 0-2 チリ。チリの高い位置からのプレスが印象的な45分。1点目はまさにその形。それに対してスペインは拠り所を忘れてしまったかのような緩急のないサッカーしかできてきなくて、やるべきことが分かってるチリとは対照的。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
RIP Tiki Taka (2008 to 2014)
— Footy Jokes (@Footy_Jokes) 2014, 6月 18
この時点で「スペイン終わった…?」っていう雰囲気が世界を覆い始める。
同時に世界王者のスペインをネタにするツイートも増えて、王者の陥落ってやっぱりスキャンダラスな出来事なんだなあと実感(そしてそういうネタはサッカーに関しては嫌いじゃないw)。
シャビ・アロンソ退場あるかと思ってたら後半からコケに交代。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
イニエスタからジエゴ・コスタへのパス、完璧だったな。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
スペインは前半からチャンスを全く作れないわけじゃないんだけれど、そういうチャンスに決め切れないのは「流れ」とかの言葉で片付けるのもなんだよな…。
ジエゴ・コスタについて言えば、アトレティコとは違って代表ではキャリアと習熟度の浅さもあって、常にしっくりきてないフィーリングを抱えながらプレーしていたのは影響がないはずはないと思うんだけど。
チリは前半よりDFラインが下がったかな。前からプレッシャーかけてもディアスとアランギスがさほど連動してない。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
そのジエゴ・コスタからのオーバーヘッド・アシストを受けたブスケツも外してしまう。
ここらへんで、スペインをからかうネタがさらに増え始める。
ブスケツ外した…。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
This miss from Sergio Busquets probably sums up #ESP's tournament: http://t.co/2izyb8F4XX #WorldCup pic.twitter.com/RN3RYuf6Bw
— Sky Sports Football (@SkyFootball) 2014, 6月 18
Sergio Busquets pic.twitter.com/5uJFmJEbyY
— Troll Football (@Troll__Football) 2014, 6月 18
チリは前半とは変わって、後半はウィングバックをまず下げるようになった。
オーストラリア戦での後半のガス欠も教訓にしたんだろうし、プレスのペースを抑えながら失点しないことを考えた後半の戦い方だった。
後半のチリは守備時にイスラとメナの位置が低くなってるな。たぶんサンパオリ監督の指示で。それによって5-2-1-2の横にできるスペースをスペインが使えるようになってる。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
確かにチリの勝利に値する試合かもしれんけど、ブラボのところが不安定なGKだったらスコアは変わってたかもしれない。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
試合終了、スペイン 0-2 チリ。現代サッカー史的には一つの区切りになった試合。チリは前半のハイプレスから後半に重心をやや下げた戦いと、プラン通りだったと思う。スペインは拠り所と自信を失った、ゼロに近い状態になっちゃったな。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 18
どんなスタイルでも、しっかりプレーしなきゃ機能しない。それがカウンターであれ、ロングボールであれ、チキ・タカであれ、何であれ(タイムズ紙/ロリー・スミス記者)
— belsize park (@route268) 2014, 6月 18
ここ2年で見ているのはスタイルの終わりではなく、ある集団の選手たちがしっかりとプレーできなくなってる様子だ。セットプレーで失点してマンマークの終焉は誰も語らないし、誰もカウンターの死を宣言しはしない(タイムズ紙/ロリー・スミス記者)
— belsize park (@route268) 2014, 6月 18
ここで言う「しっかりプレーする」ことができなかったのは、まあ6年間も世界王者として君臨してきた疲弊とかハングリー精神の欠如とかも大いに関係してるんでしょう。
そもそもサッカーなんていうメジャースポーツで王者が2008年から変わらなかったこと自体が驚きだよね。
あとはもうちょっと具体的に言えば、以下の「バルサが不調だからバルサ+アトレティコ風に若干変えようとした」ってところに同意。
少しずつ歯車が狂ってきたところをファン・ハールにポンって背中を押されて崖の下に落ちていった感ある
— 結城 康平@姫のいないW杯なんて (@yuukikouhei) 2014, 6月 18
バルサが不調だからチームの中心をバルサ→アトレティコ風に若干変えようとした。でも余りに若干過ぎてチーム全体がどうしていいか良くわかんなくなっちゃった感
— 結城 康平@姫のいないW杯なんて (@yuukikouhei) 2014, 6月 18
まあ大丈夫大丈夫。タレントの量を考えれば、スペインが死ぬことはどう考えてもない。4年前のイタリアと同じで、黄金世代の終わりってだけ。次の大会はアルカンタラ+コケ+ハビまるちゃんの3センター、アタッカーにはデウルフェウとイスコ、モラタとかでも十分行けそう。
— 結城 康平@姫のいないW杯なんて (@yuukikouhei) 2014, 6月 18
三月のライオンで、●●なんてほっといても勝ち出すさ。ってセリフがあったけど、スペインもこれだと思う。とんでもない若手ストックがあり、ぶれない育成組織があるスペインは恐らく普通に戻って来れる。
— 結城 康平@姫のいないW杯なんて (@yuukikouhei) 2014, 6月 18
黄金世代をどう終わらせるか、っていうのは痛い目に合うしかないってのはイタリアさんが証明してる。同じことが起きただけ。気になるのはブラジルさんだよな。スペイン暗殺用にチーム作ったのに、スペイン消えた。
— 結城 康平@姫のいないW杯なんて (@yuukikouhei) 2014, 6月 18
あと、1試合目のオランダ戦で書いたんだけど、こういうチームに一番必要だったのはプジョルだったんじゃないか、っていう気もする。
もちろんプジョルがいることでやるサッカーの内容が変わるわけじゃないんだけど、チームを一つの方向性にまとめる部分では貢献したんじゃないかな、と思った。
Miss him Spain? pic.twitter.com/QM7QTWOs30
— GeniusFootball (@GeniusFootball) 2014, 6月 18
クロアチアを追ってる長束さんのこのツイートには、2年前の悔しさが滲み出てる。
スペイン敗退を一番悔しがるのはスペイン推しをやたら続けたメディアじゃないかな。EURO2012でクロアチアがスペインに悔しい敗れ方をし、グダンスクのスタジアムで意気消沈だった時、日本の放送関係者の方からの「助かりました」との声は聞き逃しませんでしたよ。
— 長束恭行 (@nagatsuka_hrv) 2014, 6月 18
スペインに対するネタ画像では、これが好きだったな。
まあ、これからユーロに向けた2年間でスペインがどんなサッカーになるのか、新しい興味が増えましたね。
Spain's new World Cup photo pic.twitter.com/rXM208vnGV
— Footy Humour (@FootyHumour) 2014, 6月 18