今日は80歳をゆうに超えた父親の誕生日。

家族でごはんを一緒に食べてきました。

認知症の父親には7歳上の強烈な姉(僕から見れば伯母)がいるのですが、今日はドクターストップで来られないことに。

伯母の最近の口癖は、「来年のイースターの頃には私は死んでいる」。

その話を聞いた父親は「クックック」と笑ってました。

伯母は倒れる頻度が高くなっていて、普通に暮らしていてもよく気を失うそうです。

その話でも、父親は「クックック」と笑っていました。

僕の母親なんかは「不謹慎でしょう」と言ったりするのですが、僕はそんなやり取りがとても面白く感じちゃいます。

人の取る態度やコミュニケーションが「正しいか、正しくないか」の基準は、あくまでその人が置かれている環境や立場によるものですよね。

人生の終盤期を迎えた父親は、家族というとても狭いコミュニティの中でやけにストレスのない暮らしを送っているようです。