OWL CITYの来日公演に行ってきました。
今年のフジロックにも来てましたが、その時間はtwenty one pilotsを観てたので、ライブを観るのはこの日が初めて。
(この日のライブがすでに決まってたので、フジでは観なかったってこともある)
開演の5分前ぐらいにはSHIBUYA-AXが埋まってるのにはすごく驚きました。
人気あるんですねー!
ライブハウスに初めて来たって方の声も(現地やTwitterで)何人か聞いたりして、そういう人たちはOWL CITYをどうやって知ったのかがすごく気になります。
雑誌とかで紹介されて、友達の間で共有されて、っていう経路が多いんですかねえ。
照明が眩しすぎる
ところで、この日のライブなんですが。
OWL CITY。兎にも角にも、照明が眩しかった。たぶん照明スタッフもアメリカから連れて来てるんだろうけど、客席に向けて照らし過ぎだと思う。ライブに集中できないし、こんなに視神経が疲れたライブは初めてだわー。
— いぬたく (@inutaku_) November 8, 2012
ほんと、これに尽きると言っても過言ではないです。
そもそも照明が曲のタイミングに合わせようという意図は分かるものの、間違ったりタイミングがズレてたりして、アメリカから来たスタッフがいじってるんだろうなあとは推測できました。
そのアバウトさって、なんだかアメリカっぽい、という偏見。
タイミングのズレなどは終盤につれて直ってきたので、「ああ、慣れてきたのかな」とも思ったんですが。
それにしても、フロアを照らす照明を使いすぎだと思うんですよ。
ポケモンショックが話題になる国の人間だから感じるのかどうか分からないんですが、僕はあれ、普通に観てられなかったですねえ。
ちょっと音楽の邪魔をしてるレベル。
アメリカのライブハウスでは、ああいう照明がスタンダードなんでしょうか…。
ライブ終了後、1時間~2時間ぐらいはTwitterでこのライブ感想ツイートをくまなく読んだんですが、照明のことを言及してるのは自分だけだったんですよねえ。
あれ、みんな平気なのかな…。
ライブのこと
そんなわけであまりライブには集中できなかったんですが、ライブの感想もちょっと。
OWL CITYの日本語版Wikipediaに書かれている表現によれば、「ドリーミー・エレクトロ・ポップ」。
この表現はすごく頷けます。
ただライブは「ドリーミー」感や「エレクトロ」感がとても薄まってて、むしろロックバンドというか、もしくはアダム・ヤングの歌モノに近いな、と知りました。
僕はもっとドリーミー、もしくはちょっとダンサブルであってほしいんですけどね…。
なのでこの日のライブよりも音源の音の方が好きです。
とはいえ、アダム・ヤングとその仲間たちのバンドは、すごく現代っぽいなとも思いました。
アダム・ヤング以外の4人がかなりマルチプレイヤーで楽器を次々と変えるところもそうなんですが、基本的にリズムと音数がとてもシンプルなんですよね。
ここらへん、多くの邦楽のインディーバンドが進もうとしてる方向とかなり逆で、おもしろいなあと思います。
(邦楽のインディーめのバンドは、音数を増やしたりリズムに凝ったりが多いと感じています)
同じように「音はシンプルだけど、音楽的な体幹がすごくしっかりしてる」と感じたのは、去年のソニックマニアで観たJamaicaでした。
そういうのっていいなあと思います。
ラスト、アダムを含めた5人で一斉にドラムを叩くところなんかも、とても流行りっぽい。
まあ照明が眩しすぎるのでほとんどの時間で目を瞑ってたんですが(笑)、そんなことを思ってました。
カーリー・レイ・ジェプセンも来日してたってことで、「Good Time」でサプライズ登場するんじゃないかって期待をしてた方もけっこういましたが、まあそれは難しいですよね…。
この曲、シングルになった時は全米1位になってるんですね(知らなかった)。すごいなー。
このシングルが入った1stアルバムはかなりお気に入りです。