oono yuukiのニューアルバム「TEMPESTAS」発売ワンマンライブ。
oono yuukiはTwitterで@Q_delicさんを中心に名前をよく見かけていて、「stars in video game」というアルバムを聴いたらこれがものすごく好きな音楽でした。
それで今回が初めてのライブ。
ちなみにShibuya O-nestに行ったのも初めてでした。
白い汽笛
まずはO-nestのバーフロアで、白い汽笛というバンド。
初めて聴いた大阪のバンド・白い汽笛。夏の歌も冬の歌もやってたけれど、わたしは終わっていく夏の寂しさを歌うような雰囲気が好きだったなあ。
— いぬたくさん (@inutaku_) 8月 10, 2012
白い汽笛、特に「箕面」という曲が好きだった。キセルを思い起こさせるような叙情感。
— いぬたくさん (@inutaku_) 8月 10, 2012
ほんと、キセルを思い起こさせるような、日常の中から曲をつくる人たちだなあと思いました。
あとはもうちょっと“クセ”のようなものが音楽に混じってるとさらに好み。
白い汽笛が終わってから、ライブフロアに移動。
oono yuuki
ようやくライブを初めて観られるoono yuuki、この日は9人編成ということだった。
oono yuuki(Gt,Vo)
たかはしようせい(Dr)
フジワラサトシ(Gt)
mmm(Fl)
ナガヤマタカオ(Vc)
Alfred Beach Sandal(Key)
新間功人(Ba)
アシダユウト(Euphonium)
MC.sirafu(Steelpan,Trumpet,Mandolin)
というメンバー。
CINRA.NETの記事からコピペしないと僕は知らないような方々なんですが、みなさん根が素直そうというか、良い意味でアクがなくさらっとしてるなあと感じました。
このアーティスト写真はナタリーより
初めてライブを観たoono yuuki、とてもよかったなあ。観たらハッピーになるんだろうなと漠と思っていたけれど、予想以上にかっこいいバンドの音だった。特にギターとドラムが。
— いぬたくさん (@inutaku_) 8月 10, 2012
ライブを聴く前は、もうちょっとふわっとした(ドリーミーな?)感じかと思ってたんですよ。
そんな予想はあっさりかわされて、これはロックバンドですね。
特にドラム(たかはしようせいさん)のアグレッシブさがその先陣を切ってる。
oono yuuki、今回は「TEMPESTAS」のレコ発ライブだったけれど、前作「stars in video game」でわたしが好きな曲もいくつもやってくれて嬉しかったわ。「TEMPESTAS」の方がよりバンドサウンドっぽいかな。
— いぬたくさん (@inutaku_) 8月 10, 2012
oono yuuki、特に第一部のギター弾き語りのパートでユーフォニアムの響きを聴いたら、わたしがとても好きなBeirutのライブも思い出してそれはとても至福だった。
— いぬたくさん (@inutaku_) 8月 10, 2012
ユーフォニアムっていいですよねえ。
この楽器の響きを聴いてるだけで、どこか懐かしいような満ち足りた気分になります。
あ、ここで挙げたBeirutのライブの感想はこちら。
Beirut Japan Tour 2012.1.23 Shibuya O-West | いぬと海
大野悠紀さんは前列の右端のポジションなんだけど、体の向きが面白いと思ったな。お客さんの方じゃなくてoono yuukiバンドのメンバーの方を向いてることが多くて、それってフロントマンというよりプロデューサー的な視点だよね。
— いぬたくさん (@inutaku_) 8月 10, 2012
この「プロデューサー的な立場でバンドとライブを仕切る大野悠紀さん」は、とても印象的だったです。
シャイな人というのはよく伝わってきましたが、頭の中では「あるべき音楽」「生み出したい音楽」がくっきりとイメージされてるんだろうなあ、と。
というわけでoono yuukiはライブ初見の今日が「初めて揃った」ていう9人編成だったのだけど、これより人数が少なかったらどういう風になるのかも観てみたいな。ちなみに今日はキーボードだけ「あまり聞こえないな…」という曲も多かった。
— いぬたくさん (@inutaku_) 8月 10, 2012
初回からこんな豪華な編成を見てしまうと、ここから音が減ったライブを見るのが少し怖いような、でもその良さもきっとあるんだろうな観てみたいなというような。
この曲、好きだわー。
これは2年前のライブ映像で7人編成ですが、この時の映像よりも僕が今回生で観たものの方が圧倒的に幸福感が違うと感じました(当たり前なのかな)。