水中写真家・古見きゅうさんと一緒にやっている震災復興のためのプロジェクト・Smile for all.で、12/17(土)に福島県郡山市のザベリオ学園さんで写真の展示を行ってきます。

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詳細はSmile for all.のブログにもアップしました。

福島県の郡山ザベリオ学園さんで写真を展示してきます – “Smile for all.” Official Blog

ここでは、もう一度Smile for all.って何?ということも含めてお話しておこうと思います。

過去に書いたブログ記事へのリンク、貼っておきます。

Smile for all.の写真展とイベントの準備をしています – いぬと海

笑顔の写真で被災地に寄付する「Smile for all.」を始めています – いぬと海

ここにも書いたのですが、もともとは「写真展やそれに伴って物販などを行い、その利益を被災地で活動している団体に寄付を行って実効的な支援とする」ことを目的としたプロジェクトです。

ただ同時に、「集まった“笑顔の”写真によって被災地にいる人、そして被災地以外にいる人、すべての人の心が少しでもホッとできるといいな」という願いも込めていたものでした。
「all.」という言葉には、そんな「全ての人」という意味が込められていました。

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そこで今回、福島県郡山市のザベリオ学園さんから声をかけていただき、写真の展示でお手伝いすることになりました。

声をかけていただいたザベリオ学園の先生からは、こんなお言葉をいただきました。

震災は、子どもたちに悲しみと多くの不安を与えました。
クリスマス1週間前にあたる17日に、これまで支えてくださった方々に感謝を、そしてこの福島からまた笑顔を届けたい!と思っています。
そして私としましては、本学園の幼稚園から中学生までの子どもたちに、もう一度、「自然」のすばらしさを伝えたいと思っています。
そのような、写真展が開けないかと探していたところ、こちらのプロジェクトを知りました。

私たちSmile for all.としては、声をかけていただいたのなら、そして少しでもお力になれることがあるのなら、ということでぜひご協力させていただくことにしました。

ただ、当たり前の話ですが、東京で行う写真の展示と福島で行う写真の展示は、それを受け止める人の心が違うと思います。

また、僕自身も震災以降に岩手県にダイビングのボランティアに行ったり、宮城県にレジャーで行ったりはしたものの、福島県をちゃんと歩くのは震災以降初めてです。
自分が行った岩手県や宮城県と福島県はまた違うでしょう。
(そもそも“県”単位で区切るのもあまり正確ではないでしょうし)

なので、今回のSmile for all.の展示や、僕たち“東京の人”が行くことに対して、それを見せる相手である幼稚園~中学までの子どもたちがどう思い感じるのか、行く前である今はまだ分からないのが正直なところです。

現地の子どもたちが、ちょっと1日行くだけの僕たちに本音を話してくれるのかは分かりません。
ただ、もし話してくれることがあるなら何でも聞きたいと思いますし、一緒に楽しく何かができるなら何でもやってこようと思います。

善意の押しつけはしたくないとは、常々思っています。
とはいえ、今は12/17(土)の展示がなるべくいい形になるといいなと願っています。