実はけっこう漫画好きです。
もともとコミックス版はよく買っていたのですが、今年からマンガ雑誌も立ち読みをするようになりました。
(つまり、よりリアルタイムでマンガを読むようになりました)

■僕がマンガを買う時のパターン

と言っても、お金を払って入手するのは、コミックス版ばっかりです。
ただ、「その買うきっかけ=好きなマンガを見つけるきっかけ」が変わってきたと思います。

○マンガ雑誌を立ち読みする習慣がなかった頃
ウェブやマンガ好きの友人の話で気になったマンガをコミックス版で買う

○マンガ雑誌を立ち読みするようになってから
上記に加えて、自分が読んで気に入ったマンガも買うようになった
(雑誌で途中から読んで好きになったものは、最初から展開を追うために買うようになった)

僕としては、後者の方がマンガの世界が広がる(自主的に広げられる)と思って、立ち読みでマンガを読むようにしました。
実際に読んでるのは、こんなあたり。

・週刊少年ジャンプ
・週刊少年マガジン
・週刊少年サンデー
・週刊少年チャンピオン
・ヤングジャンプ
・ヤングマガジン
・モーニング
・イブニング
・スピリッツ
・ビッグコミック
・ビッグコミック オリジナル
・ビッグコミック スペリオール

ここらへんの雑誌から、自分が好きそうな作品を読んでいる感じ。

■通ってる本屋が立ち読み禁止になった!

そうなんです、昨日いつもの本屋に行ったら、立ち読み禁止のゴム留めがかかっていました。

本屋の棚で付録バンドが結んであるマンガ雑誌

 もちろん本屋さん側の事情・立場も分かりますが、「いやー、困ったなー」と。
それをきっかけに、その周辺の本屋・コンビニを歩いて回って、立ち読み事情をちょっとだけ調べてみました。

その結果はこの通り。

○ゴム留めなどで立ち読みを禁止しているお店
コンビニ:全4軒中、1軒
本屋:全3軒中、3軒
(コンビニは昼休みなどの繁忙時間帯に限って立ち読みを禁止していたりも)

ぜんっぜん取るに足らない統計ですが、本屋さんでの立ち読み禁止的な流れは加速してるのかもしれません。
実際、このエントリは個人的にその波を受けた僕の体験を機に書こうと思いました(笑)

まあ、大したことを書くつもりはないんですが、これを機に「立ち読みでの本屋来訪機会(あるいはその損失)」についてちょっとだけ考えてみました。

僕がよく行っている本屋が立ち読み禁止になって、確かに僕は困ってるんですが、それでその本屋で買わなくなるかと言うと、そういうわけではないのです。なぜなら、その本屋が僕の行動範囲圏で一番便利だから(おそらくその本屋で月に1万円近く買ってます)。
なので、その本屋に僕が落とすお金は、これからも変わらないでしょう。

その点では、その本屋さん的には「入ってくるお金は変わらず、立ち読み客が減る」という、思惑通りの展開かもしれません(少なくとも僕の場合に限れば)。
で、それに対して僕も何も恨みごとのようには思ってません。自分が本屋だったとして、そういう処置を取らないとは言い切れないので。

■じゃあ立ち読み禁止で何が困るのか

けれども立ち読みでマンガを漁りたい僕としては、これから代替の場所を探さなければいけません。
本屋なのか、コンビニなのか…。

ただ、ここで挙げている本屋が何より便利だったのは、「自分の行動範囲圏にあること」。
これから新たに足を延ばすとしたら、自分の“マンガ立ち読み習慣”が弱まってしまうのでは、ということが考えられます。忙しいときなどにちょっと足を延ばすだけの時間と余裕があるか、分からないんですよね…。

すると、“僕のマンガ離れ”という現象が起こることが予想されます。

それが引き起こすものは、好きなマンガに出会う機会が減る=コミックスを買う量が減る、ということで。

ここらへんはまさに最近流行りの“フリーミアム”の考え方ですね。
これまでは立ち読みという無料のサービスを受けていたからこそお金を落としていた部分があったわけで。
その「無料でマンガを読める機会・頻度」が減ることは、結局は(僕に限れば)お金を落とさなくなるんじゃないかなー、と漠然と思ったのです。

まあ、本屋側の事情も分かりますし、難しい問題なんですけれども。
あくまで僕の個人的な体験と、そこから「自分はこうなるかもなー」という推測でした。
個人的には、本屋さんでも立ち読み用にゴム留めがされてないマンガ雑誌をそれぞれ1~2冊置いておく、という折衷案とかがいいかなーと思ったりしてます。

とりあえず、手軽に行ける、「行動範囲圏に近い」立ち読みできる場所を探さないとなー。

大流行のフリーミアムの本。

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン
日本放送出版協会
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おすすめ度の平均: 4.0

5 とても良いです
5 やはり「タダより高いものはない」
5 哲学をおしえてくれる本
5 ビジネスマン必読です!
3 インターネットで収益を得ている人にはあまり

あと、このゴム留め(?)って立ち読み禁止の流れで地味に儲かりそうと思った。「付録バンド」っていうらしい。
調べてみたら、書店用品店で売ってたよ!1袋に約150本入りで、¥3,200。
意外と高いけど、繰り返し使えるし、いいんだろうなー。

書店用品の製造・販売 株式会社エスエスシー