当ブログのダイビングログ的なカテゴリ。しばらく書いてなかったけど、やっぱりなるべく書こうと決意(いつまで続くのか…)。
というわけで、2010年10月9日(土)。いつも通り大瀬崎で潜ってきた。

■カメラに専念!

大瀬崎に着いて、ウップス!ハウジングの中にてっきり入れたと思ってたビデオカメラ本体が入ってない!( ̄□ ̄;)
なので、いつもは一眼&ビデオを両方持って入るところを、今日は一眼だけ。
いや、しかしこれは
「カメラに集中しろ!最近二つとも持って入るもんだからカメラがおざなりになってただろ!違うか?そうだろ!」
というダイビングの神のお告げに違いない。

■ライティングをちゃんとやる

というわけで、今日はカメラをちゃんと撮ろうと。せっかくなら、最近ずっと取り組みたかったライティングの工夫を試みてみよう、と。
「ライティングの工夫」っていうのは、簡単に言えば「ありきたりのライティングをしないこと」。

これまで自分の写真は特にマクロの場合、ストロボの“適切な光量”に頼り切ったライティングが多かったんです。その方法はその方法でもちろん良い写真は撮れるんだけど、そればかりでは選択肢の幅が圧倒的に狭い。
そうじゃなくて、ストロボの角度・補助光の位置・角度をしっかり考えよう、と。例えば今までこのブログにアップした写真で言うと、こんなのが一例かも(ベニカエルアンコウと染み – いぬと海)。

ベニカエルアンコウと染み

んで、今回撮った写真はこんなあたり。
スケロクウミタケハゼ(大瀬崎・外海のソフトコーラル付近)

 

スケロクウミタケハゼ(大瀬崎・外海)

 

ガラスハゼ(同じく外海のソフトコーラル付近)

 

ガラスハゼ(大瀬崎・外海)

 

ミノカサゴ(大瀬崎・湾内)

 

ミノカサゴ(大瀬崎・湾内)

 

僕がどういうスタイルを模索しているか、この3枚でちょっとでも伝われば幸いです(笑)

Twitterでもガラスハゼとミノカサゴの写真をアップしてちょっとリアクションをいただいたよ。
やっぱり水中写真を見慣れてる人や、自分でもけっこう撮ったりしてる方からは「新しさ」のようなものを良いと言ってもらえる反面、やっぱり「青い海が好き」派もいらっしゃって(そりゃそうだ…)。

例えば同じミノカサゴで自分で前に撮った写真だと、こんなやつ(ミノカサゴと姫君 – いぬと海)。

ミノカサゴと姫君

「こっちの青い写真の方が好き―!」という反応もありました(だからそりゃそうだって…)。

まあ、どちらも僕が撮ったものだけれど、いま撮りたい写真としてはよりアンダーなほう、ということで。
とはいえアンダーな写真が撮りたいというわけではなくて、あくまで「ライティング・光の使い方を工夫した写真」が撮りたいなと思ってます。

最近はビデオを回してる時間の方が多かったけど、一瞬を切り取る分、写真はほんとに奥深すぎるわー。
ビデオもカメラもやってたら潜水時間が足りないよ!