inutaku-20150313

人と話すのがとても好きで、それ故なのか、ここ5年ぐらいは「組織」というものを見るのがとても楽しい。

組織っていうのは、秩序やルールやビジョンによって保持されるものでもあるけれど、それらもひっくるめてとにかく人が作っている。

どういう人がいるとどういう組織になるのか、
どういう人がどういうポジションにいるとどういう組織になるのか、
どういう組織だとどういう人がどういう風になるのか、
それらは全て相関しあっていて、まるで答えの見つからないクイズみたい。

答えの見つからないクイズ、もしくは作るたびに絵柄の違うジグソーパズル。

僕なんぞにその答えは分からないんだけれど、それでも「自分がこういう行動をしたら組織はこう変わるんじゃないか」みたいに、少なくとも意図や狙いをもってやってみて、その結果どうなったかを見るのもとても楽しい。

まあ、仕事となると「楽しいな、うへー」とばかりも言ってられないし、
自分が行動してみた結果が100%思い通りになることなんてないし、
自分の意図や狙いが未熟な場合も多いし、
そんな「組織づくり」よりまずは目先の結果が重要なこともあるし。

…なんだけど、やっぱり「人」と、そしてその人の集合体がつくり出した「組織」というのを見るのは、とても楽しい。

これからの人生、どんな局面でも楽しめる趣味を見つけちゃった、という感じで、この何年かはそんな風に楽しんでいます。

あと、一つの組織やそこに属する人を同じようによく知ってる人と、その組織とか人についてあれこれ話すのも、同じようにめっちゃ楽しい。

なんかこういう風に書くと、例えばその組織に属してる本人からは「うわー、どう思われてるんだろう、怖いな」とか思われがちなんですが、別に優秀とか出来が悪いとかの評価とは関係ないというか、そうやって評価することはそこまで好きでもないんですよ。

ジグソーパズルが出来上がった絵に興味がある時に、ピース一つずつに対して、「ああ、これ良いカタチだなぁ(´- `*)」とか、「このピース持ちにくいわー、最悪(´・ω・) 」とか思わないじゃないですか。

それらのピースの状態はまず全て受け止めた上で、ひとまず出来上がった絵を見てみて「ほほう、なるほど」と思い、それから違う絵が必要な場合に初めて、それぞれのピースをどう変えるといいんだろう、って考える必要が生じる、っていう順番で。

そもそも僕自身、けっこう誰に対しても、その人よりも優秀な人間(ピース)だとは思ってないし。

これ、Facebookにテキストだけ書こうと思ったけど、書き始めたら長くなっちゃったので、ブログに書いておきました。