2013年4月20日に日本武道館で行われた「須藤元気Present’s WORLD ORDER in 武道館」に行ってきた感想です。
※その日のツイートを元に2015/2/23にアップしてます。
これからWORLD ORDERの日本武道館に行ってくるんだけど、最近のライブでは群を抜いて楽しみにしている。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
須藤元気Present's WORLD ORDER in 武道館 (@ 日本武道館 (Nippon Budokan) w/ 39 others) http://t.co/oPwUTiGjHJ
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER、激烈に楽しかったわー。詳しい感想はまたあとで。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
わたしは昨年末のCOUNT DOWN JAPANで初めてWORLD ORDERを観て衝撃を受けて今日の武道館もぜひ観たいと思ったんだけど、同じような経路を辿った人ってどれぐらいいるんだろ。わたし的には彼らを発見できたことが去年のCDJの最大の出来事だったわ。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
さて、今日のWORLD ORDERの感想を書いてみる。あんまりまとまりきってないし、結論としては「よかった!わたしは彼らを応援し続けたい!」ってことに尽きるんだけど。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER1。誰でも感覚的に楽しめるライブでのダンスやパフォーマンスはもちろんすごいんだけど、まずはその土台になってるコンセプトとネーミングの強固さから。武道館っていう大きな舞台でますます感じたのはそこだったので。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER2。彼らのとても大事なコンセプトワードが「ORDER」なんだと強く感じた。須藤元気自身がこの言葉をいつから意識し始めたのか知らないんだけど、この言葉を見つけてプロジェクト名にした時点で、すごく強固な地盤ができたんだと思う。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER3。コンセプトが強固で、さらにそれを自身のネーミングにも使ってると、その後の展開がすごくやりやすくなる、という典型だと思う。「ORDER」を日本語にすると「秩序」、「整理」、「体制」。どれも彼らに欠かせないワードで、これを一言にすると「ORDER」しかない。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER4。あのダンスとパフォーマンスが表現として多くの人にウケるのは、「秩序」を利用したり破壊したりして上手く利用しているから。7人の整理された動きと、常識を覆すようなスローモーションを取り入れた動き。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER5。ここでようやく今日のライブの話になるんだけど、全方位型のステージに碁盤の目のように線が引かれていたのは、その「秩序」をすごくよく表していたと思うし、上からステージに正円の光が照らされてたのも、同じく「秩序」とそれによる視覚的な心地良さにつながってる。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER6。今日のMCで須藤元気が言ってたように「これまでYouTubeなど2次元でやっていたので、あえて3次元という弱点を見せた」ステージだったけど、3次元だからこそ見えるステージの秩序だった演出があくまでコンセプト通りに弱点を軽く補っててすごい。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER7。だから話が戻って、「コンセプトがしっかりしていればその先の表現はいくらでもやりようがある」ってことなんだと思う。だからWORLD ORDERは単に「あのPVがおもろい人たち」じゃなくてコンセプトの部分から理解した方が本質に近い。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER8。あとコンセプトで言えば(これは言わずもがなだけど)、スーツ姿や「なんか得体が知れないモノ」みたいな日本人の「秩序=ORDER」を効果的に発信していく先の「世界=WORLD」ってのもとても簡潔で分かりやすい。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER9。ここまで世界発ってことを見据えてるなら英語詞にすればいいのにともずっと思うけれど、でも「得体が知れない日本人が片言の英語で歌ってる」っていうのもそれはそれでミステリアスでむしろ響くのかな、とも思ったりする(ここは日本人であるわたしには正確に分からない)。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER10。コンセプトとネーミングに関しては、今日もMCで須藤元気が「世界に希望と光を与えたい」って言ってたけど、「彼らなりの秩序(道理や体制)を世界に発信する」って意味も込められるって点がよくできてる。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER11。繰り返しになるけど、そうやって発信する際のフックとしての表現において「秩序」を上手く利用したり壊したりしていて、とにかくそれがダンスという表現としても、彼ら自身の存在としても面白いんだよなー(外人はそれをアイロニーと感じるかもしれないし)。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
WORLD ORDER12。3年前に初めてやったライブは赤坂で70人ぐらいだった、と(あれだけ名の知れた格闘家なのに)。でも須藤元気は人に伝えるということをずっと本気で考えてきているんだと思う。その姿勢を見習ってほしいと思う表現者たちは、個人的にたくさんいる。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013
なんか途中、抽象的な言葉が多い感想になったけど、WORLD ORDERはほんとに素晴らしいと思うし、そう言えば俺はもともと格闘家時代から須藤元気が大好きなんだった。須藤元気を好きになってくれとは言わないが、WORLD ORDERはぜひいろんな人に観てほしい。
— いぬたく (@inutaku_) April 20, 2013