初戦、アルジェリア相手にフェライニの高さとカウンターで逆転勝利したベルギーと、アキンフェエフのミスをなんとか取り返して韓国と引き分けたロシア。
初戦の感想はこちら。
・戦い方を変えられるほどのタレントと監督の采配で逆転 ベルギー対アルジェリア 2014.6.17 | いぬと海
・アキンフェエフのミスが一番印象に残ってしまうような内容 ロシア対韓国 2014.6.17 | いぬと海
ベルギーvsロシア、両チームとの対戦は2002年日韓ワールドカップ以来。つまり、日本と同グループだった時以来となる。くしくも、両チームともそれ以来となるワールドカップ出場。ちなみに、12年前の対戦では、現ベルギー監督ウィルモッツの決勝ゴールにより、ベルギーが勝利している。
— 岩本義弘 (@ganpapa) 2014, 6月 22
2002年、懐かしいな…。
ロシアはこの試合も整理された守備から入る戦い方。
カペッロらしい。
ロシアはアタッキングサードに侵入された時にアンカーのグルシャコフがすっとCB間に入るのがとてもスムーズなんだよね。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
ただベルギーも特に序盤はメルテンスの右サイドからの突破を武器に攻め立てる。
デ・ブリュイネの突破からメルテンスへ。トラップと完璧だったし打ってよかったのに。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
メルテンスのところ、コンバロフ相手だとほぼ100%縦に抜けてるな。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
ロシアの左ウィングのカヌンニコフってロシア的にもサプライズ招集だったみたいだけど、攻守ともにいかにもフレッシュな選手って感じでいいね。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
ロシアのCBとインサイドハーフの左右のポジションがよく変わるのは(カペッロが)何によって判断してるんだろ。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
これ、特にセンターバックのイグナシェヴィッチとベレズツキのところは前半で2回も左右が入れ替わっていて、なんでなんだろうと思った。
インサイドハーフも1回、左右が入れ替わってたし。
(どちらも流れの中で、とかじゃなく)
ベルギーは代表での序列はベンテケ>ルカクだったから、おそらく今頃ベンテケの怪我を嘆く声が多数。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
アルジェリア戦に続いて、ルカクは怪我の影響なのか貢献できてなかったなー。
グルシャコフの左足から完璧なクロス、ココリン外した。前半最大の決定機。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
ロシア、これは決めたかった。
終わってみても、ロシア最大の決定機がこれだったかもしれない。
ココリンがカウンターからCB二人との対決になったシーン、予想通り「ブイテンの方に仕掛ければよかったのに」の声でTLが埋まっててなんだかブイテンに気の毒。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
コンパニとヴァン・ブイテンだったらそりゃね…っていう。
前半終了、ベルギー 0-0 ロシア。アルジェリア戦もそうだったけれど、ベルギーはボールを持たされる展開には不慣れなんだろうなと思う。その意味ではカペッロのロシアペース。ただまだ両チームともリスクを冒してはいないので、後半にどこでどう仕掛けるか。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
ただ、後半も両チームともにあまりペースは上がらない。
ロシア「次のアルジェリア戦には勝てるだろうから…」
ベルギー「次の韓国戦には勝てるだろうから…」
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
どこかでこんな風な思惑があるからリスクを冒し切らないんじゃないか、とも思った。
と思ったら、やはりカウンターからベルギー先制!
最後はアザールが決定的な仕事した。
アザールがかわしてからのオリジ!ベルギー先制!
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
得点はやはりカウンターから。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
得点後、前がかりになったロシアにカウンターを浴びせてミララスが決定的なチャンスを迎えることも。
もうカウンターだと躍動感が違うんだよなあ。
水を得た魚=カウンターを得たベルギー
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
試合終了、ベルギー 1-0 ロシア。ロシアのペースにハマって膠着したペースの中で、最後はカウンターからようやく得点。ベルギーはチャンスを確かにモノにした反面、ロシアは初戦に続き攻撃面では物足りないまま。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
カペッロ監督は(初戦のアルジェリアと同様に)ベルギーにカウンターをやらせない戦い方を敷いてきたんだけど、結局はカウンターからDFラインを晒されて、ベルギーのタレントに攻略された形。
守備から入るっていう同じような戦い方のウルグアイ、エクアドル、コスタリカあたりと一番違うのは、前線でボールを収められるフォワードがいるかどうか、違いを生み出せるタレントがいるかどうか、かな。
今大会のロシアの前線だと、それがちょっと厳しい。
ロシア戦でヴィツェルは35本のパスを全て成功。これはすごい。 pic.twitter.com/BH4X9D3COy
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 22
そのヴィツェル本人の喜びのツイート。
We've done it! We are through to the next stage! Huge success – so proud of #TeamBelgium #tousensemble #WorldCup #reddevils
— Axel Witsel (@AWitselOfficiel) 2014, 6月 22
ベルギーは、アルジェリア戦と同様に、相手が「カウンターを発動させない」っていうことを重視した戦い方をされるとやりにくいんだけど、その中で勝ち点6を取って決勝トーナメント進出を決められた、っていう結果が何より大きい。
決勝トーナメントに行けば(ドイツにせよアメリカにせよガーナにせよ)もうちょっと前に出てきてくれる相手になるので、その方がやりやすいと思います。