ナイジェリア対ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
Nigeria-Bosnia-Herzegovina Liveより

初戦、アルゼンチン相手にあまり良いところのなかったボスニア・ヘルツェゴヴィナと、イラン相手にスコアレスドローのナイジェリア。

それぞれの感想はこちら。
予想以上に低調な試合の中でやっぱりメッシ – アルゼンチンvsボスニア・ヘルツェゴヴィナ 2014.6.15 | いぬと海
守備偏重のイランに対して崩しが雑だとスコアレスは必然 – イランvsナイジェリア 2014.6.16 | いぬと海

試合は最初っからなんかオープンなやり合い。
ちょうどさっきまで観てたドイツ対ガーナの後半みたい。

ジェコにはこの試合を通じて何度かチャンスがあったなー。
エースが決めていればボスニア・ヘルツェゴヴィナはもっとノれたのかも、っていう気もしなくはない。

と思ってたら、この会場の次の試合が日本対コロンビアだってね。ワオ…。

お互いに相手の守備が脆いせいでチャンスはたくさんできそうな展開の中、前半29分にナイジェリア先制。

このゴールシーンに限らず、エメニケの右サイドからの突破にボスニアはだいぶ手を焼いていた。ってういかほとんど止められてなかった。

この写真かっこいい。
ネットに突き刺さってるの、キャプ翼みたい。

もうこのオナジとミケルの関係とか、ちょっと上下関係がハッキリし過ぎてて見てられないというか(笑)、ナイジェリアで最もスターに近いミケルが6歳年下の汗かき役をこき使うっていうね。

ボスニアの選手たちはなんか体が重そうなんだよなー。

ロシア対韓国、日本対ギリシャ、ホンジュラス対エクアドル、とかね(カメルーン対クロアチアはある意味面白かったけど)。

まあ、ヨーロッパと中南米の試合が現地時間で1:00と4:00に固まるので、必然的に第三世界の国々の試合が7:00キックオフになるってことがそのまま内容にも表れてるんだけど…。

ボスニア事情には全く疎いんだけど、長束さんによればそもそもスシッチ監督はこの(あまり大した選手ではない)甥っ子をメンバーに入れた時点で国内から批判されていたとかで。

その甥っ子をこの大事なゲームの最後のカードで切る、っていう。

ボスニアは、またジェコに決定機。

こういうところ、ジェコにも余裕がなかったのかな…。

前半のジェコの幻のゴールは完全にオンサイドだったので同情の余地はあるんだけど、他にもジェコはいくつか決定機を外してもいるしな…。

この「現実的に闘う」っていうのは今大会の一つのテーマなのかも。

前者の失敗例が、スペイン(今となっては)、イングランド、イタリア、カメルーン、日本、アルゼンチン(メッシのおかげで結果は出てるけど)、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ。

後者の成功例が、基盤があるという意味では、メキシコ、チリ、ガーナ、アメリカ。
現実的に闘うって意味では、オランダ、ウルグアイ、コスタリカ、エクアドル、アルジェリア、イラン。

↓決勝ゴールを挙げたこのオデムウィンギーの写真、ちょっとネタっぽくないかw
敵チームに対して「ちょっと待ってよ、これからゴールパフォーマンスするからさ!」みたいな。

ナイジェリア対ボスニア・ヘルツェゴヴィナ