こりゃどうしても日本のいるグループって目で見てしまう、日本のライバル同士の一戦。
スタメンはどちらも妥当。
ギリシャはやはり怪我のミトログルは完調ではないようで、テストマッチと同じくワントップはゲカス。
ゲームはコロンビアがボールを保持しつつ、ギリシャはカウンターを狙う、っていう展開で進むかと思いきや。
ギリシャのカウンターへの意識高かったな。一気に上がって行ったね。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
クアドラードの切り返しにホレバスがついていけず、グラウンダーのクロスをハメス・ロドリゲスがスルーして、アルメロのシュートがDFに当たって入っちゃう。
アルメロが決めたのか!
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
クアドラードの切り返しにホレバスがついていけてなかったな。と思ったら左サイドを突破したサマラスからコネ、惜しい。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
その直後にコロンビアの右サイドもあっさり抜かれるシーンはあったけど、とにかくこの先制点でギリシャがボールを持つ(持たされる)展開が確定することに。
そしてやはりギリシャは自分たちがボールを持つ展開には慣れていない様子。
高木監督、ギリシャのネガティブ・トランシジョンの遅さを指摘。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
このネガティブ・トランジションについても、ギリシャは引いて守ることは得意だけどボールを失った時の切り替えは徹底されてないんだな、と。
これは20分経過時点でのお互いのパスエリア。
21' #COL 1-0 #GRE Colombia focusing their passing down the wings; Greece more varied http://t.co/DPaq7NXcjA pic.twitter.com/8TN3KFSiH3
— Stats Zone (@StatsZone) 2014, 6月 14
コロンビアはテクニックのあるスニガ&クアドラードの右サイドに偏っていて、中央のカルロス・サンチェスとアベル・アギラールからはほとんど縦に配球されない。
対してギリシャはボールを持たされてるんだけどアタッキングサードには届いていないのがよく分かる。
マノラス、イバルボに対して良い対応。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
これは良い対応だったけど、コロンビアは右サイドのスニガ&クアドラードが繋ぐか、左サイドのイバルボの走力に託すか、って形でカウンターを狙う展開。
ここまで分かったこと。ギリシャのつなぎや攻撃より、日本のほうが上。日本の守備力より、コロンビアの守備力のほうが上。ギリシャの守備力が高いという前評判だったが、コロンビアの守備力のほうが断然上だなこりゃ。
— たっちゃん (@ike1207) 2014, 6月 14
コネのシュート、オスピナがナイスセーブ。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
前半の最後、コロンビアの左サイドからギリシャのチャンスの芽が。
そこからこぼれたボールをコネがミドル打ったシーンは惜しかった。
前半終了、コロンビア 1-0 ギリシャ。立ち上がりの先取点は大きい。あれでギリシャが攻撃する(コロンビアはギリシャにボールを持たせる)構図がハッキリしたけど、ギリシャはライン間でボールを受ける動きがないので、コロンビアのDFをなかなか脅かすことができないまま。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
前半。ギリシャはゲームプラン崩壊。コロンビアはしてやったり。日本はコロンビアに先制点を奪われる可能性が高いので、すごく参考になるゲーム。ギリシャは縦パスに難あり。CBがラインと人をきっちり捕まえていれば、流れの中では怖くない。セットプレーは迫力ある。いいね、参考になる。
— のりお(中山記男) (@norio_airoplane) 2014, 6月 14
コロンビアは意外とDFラインは低めで、すごくコンパクトなわけではない。
それを見るとDFラインの手前でボールを受ける選手がほしくなるんだけど、ギリシャにはその動きも見られず、したがってそこへの縦パスも入らない。
前半のスタッツ、パス数とポゼッション率がギリシャがボールを「持たされている」ことを表しているし、ギリシャはファイナルサードでの成功パス本数が結局はコロンビアを下回っているのが象徴的。
さらに前半終了時点でのパスの図も見てみた。
ギリシャは面白いぐらいに、PAエリアの外でばかりパスを回されているのが分かる。
コロンビアは、強いて言えば左サイドでパスやクリアが繋がっていないところに、やや守備面での不安要素が表れてるのかも。
後半、ギリシャはまずフェトファツィディスを投入。
フェトファツィディスは、前半の問題点をベンチからよく見ていたのか、コロンビアの選手の間でボールを受ける動きが一番よくできてた。
フェトファツィディスはギリシャにあまりいなかったタイプのレフティー。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
けれどCKからコロンビアが2点目。
グティエレスが追加点。こりゃギリシャはもうキツいなー。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
さらに絶好のチャンスもゲカスが決められない。
ゲカスは組み立てに貢献できるタイプじゃないから、こういうチャンスこそ決めないと。
うわー、ゲカスそれを決めるためにあなたはいるんだよ!
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
ギリシャはフェトファツィディスとミトログルが入って、少し縦パスが入るようになった感じ。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
フェトファツィディスがメヒアに監視されてそこにボールを入れられなくなったな。コロンビアの対応力が高い。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
ギリシャはフェトファツィディスとミトログルの投入で少しだけ改善の兆しが見えたんだけど、そしたらアギラールに替えてメヒアを投入してそこを潰すあたり、ペケルマンは容赦無い。
ぶっちゃけ、コロンビアの選手ほとんど省エネモード。ギリシャが回せないのわかってるのに、取りに行かないでまわさせてる感じある。さすがブラジルと対等にやるだけあるな。ただ回されるのは怖くない、と。日本も「持たされる」攻撃にされないよう、気をつけないと。
— のりお(中山記男) (@norio_airoplane) 2014, 6月 14
ハメス・ロドリゲスが3点目。ギリシャは後半途中からだいぶ緩くなってるなー。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
試合終了、コロンビア 3-0 ギリシャ。先取点のタイミングの良さもあって、終始コロンビアペースで進んだ完勝。コロンビア、ワールドカップは16年ぶりとか言いながら監督も選手も全員がサッカーを知ってて意思統一できてる良いチーム。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
コロンビア強い。ただ強いだけでなく、サッカー偏差値高い。ペケルマン、恐ろしいチームに仕上げてきたな。先制した後はずっと省エネのまま3点目まで行ってしまった。コロンビアまでにリーグ抜け決めておきたいなあ…。
— のりお(中山記男) (@norio_airoplane) 2014, 6月 14
先制点まで、短い時間だけどコロンビアはボールを持ちながら押し込むサッカーをしようとしてたと思うんだけど、狙い通りに得点できたら、すぐにギリシャが一番苦手な形に試合をもっていくあたり、選手一人一人がサッカーをよく知っている感じがすごい。
あれ、いくら監督が指示してるとしても、ピッチ上の全員がそれを理解して意思統一するのはなかなかできないよ。
ギリシャは、テストマッチを観ている中でも思ったけど、日本のコンビネーションがあれば得点できると思う。
いやー、あと数時間後のコートジボワール戦がすごくデカいねー。どうなることやら。