メキシコvsカメルーン

Twitter / BBCSporf: #WorldCup Match 2 Group A …

ブラジルが順当に勝ったことで、いよいよ残り3チームでの2位争いっていう構図が決まってきてる感のあるグループA。
その2位争いのためには、お互い必ず勝っておかなきゃいけないゲーム。

メキシコvsカメルーン

メキシコは3-5-2というか、3-1-4-2かな。
ホセ・ファン・バスケスがアンカーに入ってパス回しの起点となる感じ(たまにマルケスがそこにサポート)。

カメルーンはこの図で言うとアレックス・ソングとムビア(エムビア)の位置が逆。

カメルーンはもうちょっとポゼッションを狙うチームかと思ってたら、すごい引いててびっくりした。

カメルーンは両ウィングがDFラインまで下がる6-3-1の形。

本来のサイドバックであるアス・エコトとジュグエが前にいる選手に食いつくことは許されているようで、ただそうなるとそこに空いたスペースを埋める意識が両ウィングには希薄な(センターバックとの連携も上手く取れてない)ため、その裏のスペースをメキシコに狙われて、最初の10分間ぐらいはサンドバッグ状態。

ドス・サントスは気の毒に、二度のゴールをオフサイドと判定(誤審)されて取り消されることに。

とか言いながらもカメルーンは単発で惜しい攻撃も。

こんな展開でも一発で点を取れたりしちゃうんだから、サッカーって不条理というか面白いというか。
センターバックのシェジュがメキシコ陣内で二人ぐらい吹っ飛ばしたのもすごかったな…。

サッカーでチャレンジ制度がないのは、アクチュアルプレーイングタイムを伸ばそうっていう動きとは完全に逆行するからかな。
でもインカムによる確認と、ゴール裏の審判はワールドカップでも徹底したらいいのに。

そうそう、マルケスはほんとに効いてたし、彼のように経験豊かで落ち着いた選手がいるのってほんとデカいだろうなと思ったわ。

なんか、前半はお笑い要素が強かったんだよな…。

後半立ち上がりから、メキシコはカメルーンのDFライン間やライン前に選手が侵入してきてコンビネーションを行う動きが増えて、二度決定機を迎える。
もはや時間の問題な感じ(まあほんとは前半にリードしていたはずなんだけど)。

とにかくカメルーンは数字にすれば6-3-1なんだけど、マーキング(相手をしっかり掴まえる)っていう意識が希薄すぎる。

終盤になるとカメルーンもさすがに押し込むシーンがあったけど、90分に放ったムカンジョのヘディングが初めての枠内シュートだったようで。

そして自陣内ではまたお寒いプレーでチチャリートに決定機も献上。

まあこの内容で、オフサイドの判定もされて、その挙句メキシコが勝てなかったとしたら可哀想すぎる。
2-0か3-0ぐらいが妥当だった内容でした。

メキシコvsカメルーン

Mexico-Cameroon Live

ところでこのピッチの水はけはすごかった。
このアレーナ・ダス・ドゥーナス、日本がギリシャと戦うスタジアムでもあるみたいで。
これで大雨が降っても、ギリシャのパワープレー一辺倒にならなくて済むね!