メンツを見て、「おお、すごいな!本物だらけだな!」と感じたこのスリーメン。
ただ、僕のその感覚って商業的にはどうも違うらしい、ということを知ったライブ前日。

そこからちょっと思ってツイートしたこと。



そして当日。

順番は、Fear. and Loathing in Las Vegas、AA=、BOOM BOOM SATELLITESの順。

Fear. and Loathing in Las Vegas

まずは略称ラスベガスなみなさん。

キーボードと、あとはエフェクトのかかったボーカル、ですね。
ラスベガスのWikipedia読んだら、オートチューンっていう種類のエフェクトらしい。

音源を普段から好んで聴くかと訊かれたらそこまでは聴かないかもしれないけれど、確かにライブはかっこいい。
人気が出るのも分かります。

AA=

AA=は、この5日前のロックインジャパン1日目に観たばかり。
(そのロックインジャパンの感想をまだアップできてないのですが)

ラスベガスと同じく後方のスペースがあるところで、気兼ねなく踊ってました。

ワンマンを含めて(そういやワンマンの感想もまだ書けてない…)、ロックインジャパンでも最近は「We’re not alone」〆めが多かったんですよね。
そんなちょっと予定調和感が僕の中にあったんですが、この日はそれを裏切ってくれて嬉しい驚きでした。

その「FREEDOM」。

これ、けっこう自信がある答えなんだけど、どうですかね…。
謙虚さや優しさが伝わるのと同時に、どこか理屈だけではなく人を引き寄せる吸引力があるんですよねえ。

この日のイベントは、単にバンドを三つ集めましたというのではなくて、そのラインナップからコンセプトが明確に伝わるところが素敵でした。
でも、(ここが大事なところでもあるんですが)コンセプトが明瞭だからと言ってそれがチケットのセールスに直結するわけではないんですよね…。
もちろん僕はこういうイベントが好きなんですが。

BOOM BOOM SATELLITES

ちなみに1回目に使ったのは、この日から遡ること12日前、フジロック1日目でした。
(その感想もまだ書けてません)

その時のツイートを見返してみたら、フジロックでは10,000キキラだったそうです。
「フジロックのグリーンがベスト」とか自分で言っておきながら、すでに12日後にインフレを起こしてて笑いました。
(これ↓はフジロック時のツイート)

でもこの日も(幸か不幸かそこまでお客さんがギュウギュウというわけではなく)前方でも踊るスペースはそこそこありました。
それはよきこと。

福田洋子さんがブンブンの二人と前方で並ぶようになったんですよね。
(僕はその形を初めて観たのは今年のフジロック)
そうやって前面に出てきて目に入るだけでも、福田さんが持ってる肉体性がよりダイレクトに伝わるようになってると感じました。
聴覚では前から存在感があったんですが、視覚的な意味でも。

ブンブンの二人が神々しく見えるのは前からなんですが、福田さんも同じようにそう見えます。
もう、三人ともかっこいいよ!

この「音の強度」の正体って何なんですかね。
でもフジロックのグリーンを夕方に務められるバンドって、そういうところが違うと思います。

はい、とても良い3バンドのイベントでした。
こういう芯のある、そして実力のあるバンドが揃うイベントってもっと増えてほしいのですが、この日のセールスってやっぱりマイナス要素になっちゃうのかな…。