Dragon Ashの馬場育三さんが亡くなったのは、2012年4月21日。
その報せがあった日に書いたブログは、こちら。
Dragon Ashの馬場育三さん(IKÜZÖNE)のこと | いぬと海

その馬場さんの追悼ツアー、福岡に行ってきました。

初めて行ったZepp Fukuoka。
唐人町駅からの道は、空が広かった。

Zepp Fukuokaの周りは空が広かった

Zepp Fukuokaの周りは空が広かった

ちなみに今回は2階席で観ていました。
馬場さんの映像が流れるとも事前に聞いていたのでそれもちゃんと見ていたい、ということもあって。

馬場さんの追悼ツアーという要素を抜きにしたら、この日は最近ライブであまりやらない曲をやってくれたのがとても嬉しかった。
特に「Drugs can’t kill teens」と「Canvas」は歓喜ですよ!歓喜!

感想、以下は当日ホテルに帰ってからのツイートから。
このライブに関しては、この日の夜に感じていたことが一番自分の素直な気持ちに近いと思います。

ちょうど2週間前に観たロックインジャパン、あの場所では久しぶりに降谷さんが感極まって声が出なかったシーンがあったんですよね。
でもこの日はその時よりもずっと”楽しんでいる”というモードに近かった。

こういうのはすごく感じますね…。

hideも「ステージ上では俺が一番目立つ」という信念を持った人でしたが、それを正統継承してるのが馬場さんだったんですよね。
ああいう意味で「目立つ」っていうことを真剣に考えている人って、今の日本のバンドシーンでもうあまりいないなあという気がします。

結局、Dragon Ashの特に「Viva La Revolution」というアルバムを特別に感じるのって、自分と同世代ということと、リアルタイムでこういう記憶があるからなんですよね。

前夜にTwitterでDragon Ashのオフィシャルアカウントが「明日のツアーファイナルだけ特別な事をします」と宣言していたのは、これ。

普段はあまり遠征なんてしない僕が福岡まで行ったことも含めて、この日のライブはずっと忘れないと思います。
しかも「忘れない」と言っても、会場に入る前に「空が広いなあ」と思ってiPhoneで写真を撮ったこととかの方が覚えてたりはするんですよね。
その空の風景や馬場さんとへの思いだとかがぐしゃっと入り混じった記憶を、長く抱えていくのでしょう。

会場で配っていたポストカードとピック

Dragon Ash Live 〜REST IN PEACE IKUZONE〜 2012.8.17 Zepp Fukuokaセットリスト

1.陽はまたのぼりくりかえす
2.The Day dragged on
3.Rainy Day and Day
4.Drugs can’t kill teens
5.Walk with Dreams
6.繋がりSUNSET
7.Ivory
8.Let yourself go,Let myself go
9.FIRE SONG
10.Sunset Beach
11.AMBITIOUS
12.Run to the Sun
13.Amploud
14.Canvas
15.百合の咲く場所で
16.Fantasista
17.静かな日々の階段を
18.Viva la Revolution
(encore)
19.Something in view(アコースティック)