今年もフジロックを堪能したわけですが、やっぱり「これってどうなの!?」と思う点もあったので、ちょっと書いときます。
(でもたぶん直らないんだろうな…)
ちなみに「楽しかった!」的な雑感レポートはこちらを。
フジロック’10 1日目(2010.07.30) MUSEに乾杯
フジロック’10 2日目(2010.07.31) La Rudaで乱舞
フジロック’10 3日目(2010.08.01) トム!ベルセバ!鋏!

大きく分けて、4つほどです。

1.ホワイトステージが混雑した時の導線
2.トイレの並び方
3.出演アーティストの写真撮影(禁止)
4.ライブ中の喫煙エリア

では、それぞれ簡単に説明(って、分かる方は分かると思いますが)。

1.ホワイトステージが混雑した時の導線

他の項目は「ちょっと困るよなー」というぐらいですが、これは「危ないよー」というレベル。

特に夜、ホワイトステージに人気のアーティストが出演すると、たくさんの観客で溢れ返ります。そのとき、後方の通路(ところ天国~アヴァロンに通じる導線)がほぼ潰れちゃうんですよね。
例えば今回で言えば、僕が体験したのはONE DAY AS A LIONのとき(他にも、また例年、同様に起こってると思います)。
通路がめちゃくちゃ狭くなっていて(両方向合わせて横に3人ぐらいの幅)、全然前に進まず、そういう場合は列を押しのけて早く行こうとする人も出てきます(観たいアーティストがあるんでしょう)。

あそこまでギュウギュウになっていて、例えば誰かが倒れたとしたら、ほんっとに危ないと思います。実際、僕の奥さんも「怖い」と言ってましたし。
ぜひ導線エリアを広く確保するなり、スタッフが指示・誘導するなり、何か対策をした方がいいと思います。

2.トイレの並び方

単純に、もっと頭の良い並び方がたくさんあるのになーと思う。
また、前は並んでる人が「ここ空いたよー」とか指で指したりして頻繁に教え合ってたと思うんですが、それがだいぶ減ってしまったような印象。
トイレの並び方なんて全然こだわるところじゃないんだから、他のフェスを見習えばいいのに、と思います。

3.出演アーティストの写真撮影(禁止)

3.と4.は、「主催者・SMASHが決めたルールを主催者とスタッフが観客にいかに守らせるか」という話。
まず、アーティストの写真撮影が禁止されているのは、HPにも明記されてます。

会場内にカメラ・ビデオカメラ等持込みは可能ですが、出演アーティストの撮影は禁止です。又、録音機器の場内への持込みは一切禁止です。
FUJI ROCK FESTIVAL ’10|フジロックフェスティバル ’10 【注意事項】

にもかかわらず、平気でアクト中のステージを撮ってる人が多すぎる。フジロックのテーマの一つは「自由」だと思いますが、ここはそういう話ではないと思うのです。
けど、個人的には「撮影禁止でなきゃ絶対ダメ!」というスタンスでもありません。日本と海外では(アーティストも観客も)考え方は違うだろうし、その価値観の違いも難しいとは思います。
ただ、主催者側がフジロックとして「禁止」としているなら、ちゃんと禁止した方がいいと思うのです。そこは「自由」を言い訳に使っていいところではないと思うので。
それを主催者側・スタッフが徹底できないなら、無意味になってるこの注意事項は削った方がいいのではないか、と。

4.ライブ中の喫煙エリア

ルールとしては、PAより前は禁煙となってます。けど、これも3.と同じく形骸化してるルール。
個人的には3.よりもこっちをどうにかしてほしいものです。僕はタバコを吸わないので、前の方で踊りまくってる時に隣でタバコを吸われると、単純に体力的に(肺的に)とても辛い。
そこはスタッフさんへのコストをかけてでもどうにかしれくれないかな、と思っております。

その禁煙ルールが施行できないなら、3.と同じく注意事項から削るという判断も主催者としてはアリだと思います(僕は非喫煙者ですが)。その上でタバコ嫌いな人がフジロックに行くかどうかは、それぞれの人次第ってことになるかと。

以上、フジロックをもっと楽しみたいという意味での、個人的な改善要望でした。