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フジロック2015、2日目の感想です。

1日目の感想はこちら。
[感想]フジロック1日目 2015.7.24 | いぬと海

この日は晴れた!

グリーンの10-FEET、ヘヴンのキセルをちょっとずつ観て、カフェ・ド・パリのPerroskyから本気で観た。

Perrosky(ペロスキー)はチリの二人兄弟バンド。

例えば今回のフジロックでも人気者だったRäfvenって、僕も2009年のフジロックでとてもはしゃいだし、2011年のリキッドルームワンマンにも行ってTシャツ持ってるぐらい好きではあるんだけど(ていうかそのTシャツ、今回持って来るの忘れた笑)、楽曲の作り自体は一本調子でノリで盛り上げてる感は否めない。

そういう意味では、このPerroskyとか3日目にちゃんと観たスペインのTxarangoとか、楽曲に幅とバラエティがあって40~60分ぐらい飽きずに楽しめるバンドの方がより好きだなー。

Perroskyの後にせっかくだからポールダンスもちょっと鑑賞。

Perroskyが終わってヘブンに来たところで、梶原さんを見かけて声をかけた。

でも僕は間違えて「梶村さん」って言ってて、振り返ると同時に「梶原です!」って言われた。すいません(笑)。

この日は30℃超えの晴天で、Kemuriも本気出すかどうかちょっと迷っちゃったんだけど、いやいやそこはってことで、ホワイトステージのフロントエリア待機。

Kemuriはクッソ楽しかった!!

最初のデカい左回りが収束したあたりで、目の前で亜依くんがダイブしてた。

あと、二回目の左回りで、PAの回りを丸一周したんだけど、そのときに目の前にいた女子二人組の様子。

Kemuriでの充実感にニヤニヤしつつ、グリーンに向かってNate Ruessをちょっと観る。

FUN.の魅力の大部分を担ってるのが彼のボーカルだと思うので、ソロでもぜんぜん問題なくいいんだろうなーと予想してたけど、その予想通り。

FUN.の曲もやってたけれど、だったらもうFUN.じゃなくてもいいんじゃね?っていう気も。

この日初めてフジロックに来たっていう竹島に会って、ホワイトへ。

その途中で、今日も柴さんがFacebookにハンモックとMacBook Airが写った写真をアップしてたので、またハンモックを見つけてちょっとおしゃべり。

ホワイトでは、2012年にレッドマーキーで観た以来の、twenry one pilots

たぶんこういう(ライブ受けする)スタイルの一つのルーツになってるのは、オハイオ州コロンバスっていう、製造業と金融業が盛んでありながらも文化的・音楽的には乏しい都市でのし上がってきた、ってところなんだろうけれど。

もともとダイナミックな演奏や歌唱力と、音楽的な実力もあるんだからそれだけでやってくれてぜんぜんいいんだけどなー。
(っていうのはマイノリティな意見だってのはわかってる)

次はフィールド・オブ・ヘブンでCaravan

ライブ前のこの「Caravan観るなら苗場(フジロック)か朝霧(朝霧Jam)」ってツイート、内容もタイミングも兵庫さんと被ってたみたいで、ちょっと光栄(兵庫さんの書く文は好きだから)。

Caravanはとにかく良かった。

Kemuriといい、Caravanといい、「フジロックが一つのホーム」みたいなアーティストを観られるのはすごく嬉しいこと。

周りのお客さんなんて関係ない、と思う部分もあるんだけれど、それでもやっぱりライブってのはアーティストだけでなく観客も一緒になって作り上げる空間と時間なので、それがどこで行われるのか、どういうお客さんがいるのか、っていう部分はすごく重要だなと改めて思った今回のフジロックでもありました。

浸りきったライブを味わうと、なかなか次のライブへの切り替えができない時ってあるよね。

ホワイトに行ってSuper Furry Animalsをちょっと観るも、あまりピンとこず、ヘブンに戻って、Philip Sayceをぼんやり聴きながらハワイのモチコチキンサンド食べる。

夕焼けが綺麗だった。

やがてものんくるの時間になったので、アヴァロンへ移動。

ものんくるは菊地成孔プロデュースってところからちょっと期待してはいたんだけど、期待以上にすごくよかった!

すごくジャジーな演奏がありながらも歌唱力が引き立ってる音で、めっちゃ聴き応えがあるバンド。

ものんくるを途中で去るのはとても後ろ髪引かれたんだけど、クラムボンを最初から観ないわけにもいかない。

↓この人とは感性が似てる気がする。

クラムボンのライブを観たのは、もしかしたら2011年に両国国技館のワンマンを観て以来だったかも。

それで(今更ながら)思ったことは、けっこう好きなアーティストもライブを観るのをちょっと間隔を空けた方が心に響くのかな、ということ。

もちろん最上級に好きなアーティストは、どれだけ短期間に何度観ようがその度に心の奥に突き刺さるんだけど(例えば僕の場合はスピッツとか、Dragon Ashとか、Coccoとか)、世の中そこまで最上級なアーティストばかりでもないわけで。

それでも(最上級ではなくても)十分に好きなアーティストについては、1年に1度とか数年に1度でも十分に幸せに楽しめるのかな、と。

クラムボンで言えばこの「バイタルサイン」~「KANADE Dance」あたりの流れは王道パターンなんだろうけど、それをやけに新鮮に楽しめたことから、そんな風に思いました。

あとは「星間飛行」と「ナイトクルージング」のカバーもやってた。

以下、クラムボンでその他に頷いた感想たち。

クラムボン後は、またアヴァロン~ヘブン方面に帰宅。

井乃頭蓄音団は、皮肉交じりに「お前ら、(どうせ)ロックが好きなんだろ~!」って言ったらその皮肉が通じずに一部から「イエー!」ってストレートな返事が返ってきちゃって、ちょっと困ってた。

ヘブンで夜に聴くGalacticとMacy Grayが外れるわけがない。

このツイートをしたら、僕がどこにいるか平井くんにバレて、「いぬさん、今ヘブンにいるんですか?」ってLINEが来てちょっと合流した。

今日のトリ的なやつは、MUSEよりもベルセバを選択。

MUSEは今年リリースされたアルバムがそこまで好きではなかったので、自分の中で2010年にグリーンのトリで観た時の感動は超えないんだろうな、っていう理由が大。

ベルセバが僕の好きな曲を序盤にかなりやってくれたので、心置きなくMUSEに移動。

僕がグリーンに着いてから「Starlight」とか「Uprising」とかやってくれないかなーというスケベ心もあったんだけど(笑)、あとでセットリスト見たらもろに序盤~中盤にやってた。

レッドマーキーで23:00からBanvox、24:00からGalantisを聴いて、ちょっとうるさすぎるな…と思ってレッドマーキーから出る時に渡辺くんに会って、そこから平井くんも合流して三人でごはん食べる。

この時に田村さんからも声をかけてもらって、婚約者を紹介してもらった(ちょっとジャック・スパロウみたいな服装してるな、と思ったけど、初対面でまだそこまで言えなかった)。

D.A.N.を観にルーキーアゴーゴーへ行き(いい感じだった)、さらにまたレッドマーキーに戻ってきてRL Grimeを聴く。

さっきの二人のDJよりこっちの方が好み。

最後にクリスタルパレステントあたりで平井、竹島、松原と会って、この日は終了。

遅くまでお疲れ様でした。