こんにちは。
去年ぐらいはほとんど更新できてなかったこのブログ、今年はちょくちょく書くようにして、最近はブログを書くことが前よりも楽しくなってきました。
楽しくなってきたというか、めんどくさくはなくなってきた、というか。
自分の中でブログを書くことのハードルも低くなったんですかね。
そんなブログのネタについて、5月8日にこんなことを思ってました。
対面で人に話してることでいくらでもブログにネタとして使える話があるから、誰かに話したらその内容をそのままブログに下書き保存してくれるサービスほしい。
— いぬたく (@inutaku_) May 7, 2015
そしたら平井くんっていう大学4年生の後輩がリプライを送ってきてくれたので、今回はその平井くんと話したことをブログ上で再現してみます。
@inutaku_ こう、僕がいぬさんに会いにいってお話を録音して文字起こしをする、っていうのどうですかね。
— H.Kenjiro (@Kjr_1mic23) May 7, 2015
ちなみに平井くんっていうのは、元々は音小屋っていう音楽メディア塾みたいなやつに通っていた時に知り合った、年下の男です。
(音小屋についての記事は、こちらを。音小屋第四期の記事一覧|いぬと海)
平井くんは、みんなから顔が汚いといじられてる人で、なおかつ妙に僕とお茶やご飯をしたがる人です。
とりあえず第一回ってことですが、こうやって読み返すとこれは面白がって読んでもらえるのか、ちょっと分からないな……(笑)。
ひとまずご覧ください!
自分の足で立っていないと、人生はつまらない
いぬたく:平井くんは今就活してんの?
平井:やってますよ。就職するつもりです。なんですけど……就職しなあかんかな?とは思いますよ。
就職してまでやりたいことって、わざわざ考えて初めて思いつくことやったりもするんで。面接官の質問に対する答えとして用意されるものというか。
いぬたく:平井くんは何をやって生きていきたいの?
平井:それも具体的に思いつかないんですよね。しいて言うならもっと遊びたいかなとは思いますけど。
実際、会社に入ってまでやりたいことってそんなになかったりすると思うんです。ないと言うか、僕がまだ世間知らずで何も見えてない、思いつかないというか。
いぬたく:「やりたいこと」というか、どんな会社に入れたとしても、最初は言われるがままに働くしかないと思うよ。がむしゃらに働いて、2、3年後にやっとちょっとわかってくるんだと思う。その会社の仕組みとか、社会の仕組みとか。
平井:そうですよねぇ。
いぬさんが入社したときも、そんな感じでした?
いぬたく:あたしは恵まれてる方だったと思うな。
平井:恵まれてた?
いぬたく:(広告代理店の中の)名古屋の雑誌部っていう小っちゃい部署だったので、一年目から自分の担当クライアントがけっこうあって、任される領域が大きかったのね。だから自分でやんなきゃいけないんだけど、その分、先輩といつも一緒に動かなきゃいけないみたいなことも少なかったから、先輩が帰らないと帰れない、ということもなかったし。
あたし的には、その時の仕事はつまんなかったんだけどね。
平井:いぬさんの話をちょいちょい聞いてると、20代前半まではいぬさん暗黒時代、みたいな印象を受けるんですよ(笑)。
なにがそんなに暗黒時代だったんですか?
いぬたく:まあその通りで、24、5歳くらいまでは今思えばずっと暗黒時代だったんだけど。
一つは、今ほど自分の頭で考えられないから主体的に行動できないし、だから考え方も弱いし、性格も今に比べるとひ弱で。簡単に言うと、自分の足で立ってなかったのよね。
平井:自分の足で立ってないからつまんなかった?
いぬたく:あたし自身もつまんない人だったと思うし、人生も自分のせいでつまんないし、苦しく感じることもいっぱいあるし。
平井::なるほど。それが24、5歳くらいで自分で主体的に動けるようになって色々楽しくなった、って話なんですね。
いぬたく:じゃあ、それでいいよ(笑)。
平井:いや、訂正とかはしてくださいよ?
いぬたく:今、インタビュアーっぽい受け答えになってたから……(笑)。
平井:そんなことはないですけど……(笑)。
じゃあぼくも24、5歳くらいまでつまんなかったりするんですかね。
いぬたく:つまんなかったりするかもしれないし、いわゆる大学4年間行って一般企業に就職したみたいな人は、働き始めて最初の1、2年って仕事を主体的に回してる充実感や楽しさってあんまりないかもしれないよね。
それはあたし的には必要な期間だと思ってるけど。
平井:必要っていうのは、生きてく上で、ですか?仕事をする上で、ですか?
いぬたく:会社にもよるけど、そこで社会人としての筋力みたいなものが培われるわけだから。そこがないと社会人的に大人になれないというか。
そこらへんの自立が早い人が大学時代に起業したりするんだろうね。
平井:あーじゃあ俺、会社に入った方がいい気がしますね。
いぬさん的に言うと、僕は今自分の足で立ってない状態だと思うんで。
いぬたく:誰もあなたが自分の足で立ってるとは思ってないと思うから、大丈夫だよ(笑)。
あたしも微塵も思ってないし(笑)。
平井:そうですか(笑)。いやでも、しっかり自分に足で立てる人になってから好きなことしたいですね、フリーターになるとか。
いぬたく:大学時代のあたしみたいなこと言ってるけど大丈夫?(笑)
平井:いぬさんもそんなこと言ってたんですか(笑)。まあとにかく、就職はしたいですね。
第二回に続きます
普段、平井くんとはもっとアホな話もしてるんだけど、たぶん平井くんが「インタビューっぽくすること」と「ブログにアップしてもよさそうなこと」を意識してるから、ちょっと中途半端に真面目な話になっちゃったかな……。
ていうか平井くんがまさに就活真っ只中だから、藁にもすがる感じなんでしょう。
この日に話した内容はもうちょっとあるので、続きは第二回で。
第二回は「人の信頼を失うことについて」みたいな話が中心です。