オランダ対チリ
Netherlands-Chile Liveより

いよいよ今日からはグループリーグ最終戦。

これまで日本時間で1:00、4:00、7:00に始まっていた試合が、1:00と5:00からそれぞれ2試合ずつになる。

僕の観戦スタイルとしては、リアルタイムで観る試合をどっちにするかを決めて、同時キックオフのもう1試合は録画、1:00から録画した分は3:00から観て、5:00から録画した分は夕方~夜に観る、って形になります。

いやー、この4日間を乗り越えたらだいぶラクになりますね(笑)。

そんなわけで、1日目。
グループBは、すでに突破が確定している2ヶ国(オランダ、チリ)と敗退が確定している2ヶ国(スペイン、オーストラリア)がくっきり分かれている唯一のグループなので、あとは順位決定戦の直接対決という感じ。

↑ファン・デル・サール、ファン・ブロンクホルスト、ファン・デル・ファールトの時代が長かったからねえ…。

スタンドの色が綺麗。

チリが初めてPA内に侵入できたのは前半15分。

終わってみて振り返ると、この試合でチリがちょっと惜しいなっていうシーンは、ほとんどがセットプレー。
それだけ流れの中では決定機を作り出せなかった、ということ。

このチリのファウルの多さは、オランダの高さに対して致命傷になりかねないなーと思って見てました。

前半30分頃から、オランダの(ショート)カウンターが成功し始める。

前半の構図は基本的には90分間を通して変わらなくて、オランダはチリにバックラインまではボールを持たせながら(ハラだとかはボールを持ち上がるシーンもいくつかあるんだけど)、アタッキングサードまでは入れさせない、っていう。

この試合のMVPを選ぶとしたら、デ・ヨング。

これでチリはスタートの3-5-2から3-4-3、そして4-4-2とあれこれ手を尽くしてオランダのマークから逃れようとするんだけど、それでも上手くいかない。

そしたら高さを生かしてオランダ先制。

チリは決勝トーナメント進出後にも不安を残すような内容。
不安というか、このレベルだと通用しないんだなということが発覚しちゃったというか。

いやー、今大会でロッベンの前にスペースを与えたらほんと確実に殺られるね。
最後、ドリブル中に緩急をつけて相手を外すところとか、頭の中のイメージ通りに体がついてきてるんだろうな。

オランダの完勝でした。
こりゃ決勝トーナメントでの組み合わせ的にも、ベスト4はけっこう堅いんじゃないですかね。

オランダ対チリ

オランダ対チリ