モーモールルギャバンの単発ライブに行ってきました。
この日は3/21にリリースされるアルバム「僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ」の収録曲を
いち早くライブで聴ける日、っていう位置づけだったのかな。
モーモールルギャバンの東のホームグラウンドらしい下北沢BASEMENT BAR、
僕は初めて行ったんだけど、邪魔な柱はあるものの適度なサイズでよかったです。
(キャパシティは約250人らしい)
やっぱりこれぐらい近くで観られるライブハウスっていいなー。
僕はステージに向かって左端、ゲイリーの正面のほぼ最前あたりにいました。
ゲイリーのドラムが2メートルぐらい先の至近距離にあって、
これはドラムを堪能しようかと思って。
と思ったんだけど、対角線上に見えるユコ・カティを観るのがもう楽しくて、
むしろユコ・カティのことを観ちゃってたよ。
そんなユコ・カティへの思いを綴った、終演後のツイート。
ユコ・カティはバンドやってる女性アーティストの中で一番好きかもしれん。今日はゲイリーのほぼ目の前のポジションで彼のドラムを堪能しようかと思ってたけど、対角線上のユコ・カティもめっちゃ観てしまった。
— いぬたく (@inutaku_) 2月 24, 2012
ゲイリーみたいな変態方面の男性がフロントマンにいると、そのバンドの女性メンバーってお姉さん(もしくはお母さん)キャラか妹キャラのどちらかになりそうなものだけど、ユコ・カティはゲイリーと同じぐらい天然気質でちょうど同じぐらいのテンションなところが素敵すぎる。
— いぬたく (@inutaku_) 2月 24, 2012
ゲイリーのテンションやキャラに対して、
「無理せずともついていける」っていうのがユコ・カティの素敵なところだと思う。
例えばモーモールルギャバンってアーティスト写真がいつも奇抜でかっこええけれど、
ああいう写真を撮る時もスタジオでノリノリなユコ・カティの姿が容易に想像できる。
(そのテンションは写真からも伝わってくるしねえ)
ただゲイリーは振る舞いにフロントマンとしての計算も含まれてるのに対して、ユコ・カティにはそれがない。音楽の中でとにかく無邪気。そこが大好きです。
— いぬたく (@inutaku_) 2月 24, 2012
これ↑もすごく感じるんだなあ。
ゲイリーはまあ変態キャラは通そうとしているけれど、
インタビューの受け答えも含めて根が真面目なところも透けて見える。
それに対してユコ・カティはその無邪気さというか、天真爛漫さがとてもチャーミング。
まあ、それもゲイリーが実はいろんな役割を引き受けてくれてるからかもなんだけれど。
ともかく、ユコ・カティが髪を振り乱しながら銅鑼を叩く姿は鉄板ですよね、と。
いくつかの曲の時に体をくねらせてノったり思い切り飛び跳ねたりするユコ・カティがとてもいい。銅鑼を叩く姿は言わずもがな。
— いぬたく (@inutaku_) 2月 24, 2012
この日は「ユキちゃんの遺伝子」の時だとかのユコ・カティのクネクネダンスが
ちゃんと観られてよかったです。
さらにこの日はユコ・カティの記念すべき30歳の誕生日でした。
開演前からお客さんの間に色紙が回っていて、
アンコールではゲイリーが「お前ら、分かってるよな!?」と煽ってから、
ハッピーバースデーの歌。
コメントを振られて話すユコ・カティは素の30歳女性に戻っているようで、
「あ、そこは真面目なんだ」とやけに新鮮に感じました。
ちなみにベースのT-マルガリータは坊主&髭がかっこよすぎて鼻血が出るかと思った。
坊主とはいえ、その短い髪の絶妙な伸び具合がすごくよかったです。
(彼のベースプレイ自体が大好きなのも、ユコ・カティの銅鑼と同じく言わずもがな)
T-マルガリータを見て、自分も2年ぶりぐらいに坊主にするのもいいなあと思ったよ。
ゲイリーは、一番最初に登場した時、
僕の真上ぐらいでお客さんと抱擁したりした後、
舞台袖のスタッフに「ガム、ガム」って言ってた。
どうやらガムを噛んだままステージに来ちゃったので、それを出したかったらしい。
ただスタッフもティッシュなどは持ってなかったようで受け取ることもできず、
ゲイリーは結局ガムを予備のスピーカーの上にペタッと貼ってドラムに座った(笑)
ゲイリーは一所懸命なところが好きです。
上で書いたように“計算”の部分もなくはないんだろうけれど、
それでも十分な一所懸命さが伝わってくる。
本編ラストの「サイケな恋人」のクライマックスで、ドラムに立つゲイリーの口そして顎から滴り落ちる、汗とヨダレの混ざった液体が綺麗だった。
— いぬたく (@inutaku_) 2月 24, 2012
この日はニューアルバム「僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ」からの曲も多かったけれど、
それらの感想はまた6月のZepp Tokyoの時にでも。
(今はまだよく分からん)
1回目のアンコールのラスト、「裸族」をやってくれたのは嬉しかったなー。
あの曲は大好きだ。
僕らは風呂に入る時 裸だ
僕らは独りで泣く時 裸だ裸になれよ 夜はこれから
この街で一番馬鹿になれよ
モーモールルギャバン、大都会は君らの庭。
モーモールルギャバン 大都会は俺の庭 in 東京 セットリスト 2012.0.24 下北沢BASEMENT BAR
1.俺、風呂入るトゥナイト
2.パンティー泥棒の歌
3.ユキちゃんの遺伝子
4.BeVeci Calopueno
5.Hello!! Mr.Coke-High
6.いつか君に殺されても(※)
7.美沙子に捧げるラブソング
8.細胞9
9.サノバ・ビッチェ(※)
10.野口、久津川で爆死
11.彼と彼女の日常(※)
12.それは悲しい唄のように(※)
13.MY SHELLY(※)
14.POP!烏龍ハイ
15.愛と平和の使者
16.ユキちゃん
17.サイケな恋人
encore1
18.僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ(※)
19.裸族
encore2
20.君のスカートをめくりたい
セットリストはこちらのブログを参照しました。
2/24 モーモールルギャバン“大都会は俺の庭 in 東京”@下北沢Basement Bar – ♪MUSIC HOLLIC♪ – Yahoo!ブログ