(当時の記憶を思い出しつつTwilogなども見ながら、2012年初頭に書いてます)

続いて、ROCKS TOKYO 2011、2日目の雑感です。
1日目はこちらからどうぞ。
ROCKS TOKYO 2011 1日目 2011.5.28@若洲公園 – いぬと海


rockstokyo2011 2日目
いやー、もうこの日は雨がすごくて、あとでTwilog見返しても雨とその中のお客さんのことばっかツイートしてます(笑)
特にお客さんの雨対策・心構えに関することが多いかなあ。

とりあえず朝の段階で、こんな状況でした。

17℃ってけっこう寒いですよ。
そういう低温に加えて、けっこう激しい雨がずっと降っていて、かなり体温と体力を消耗するコンディション。

僕はと言えば、フジロック時と同じような上下ウィンドブレーカーの完全装備で、TOTALFATや10-FEETを楽しんでた。
雨だったのでツイートの記録は残っておらず。

そこから嫁が「寒い」ということだったので、無理せずいったんシャトルバスで新木場駅に戻って、お茶を一服。
男子のみなさんは、自分が体力的にOKでも、そしてすごく観たいアーティストがいても、大切な人は大切にした方がいいですよ、と余計なおせっかいも言ってみます。
楽しみに行ってるはずの音楽フェスで人間関係を損なうとか、アホみたいじゃないですか。

それからまた会場に戻ったら、さっき以上の惨状…(苦笑)。

雨の中で観た雅-MIYAVI-は、今日もかっこよかった。

大トリのDragon Ash前に残したわたしのツイート。

とりあえずはDragon Ashの感想から。

馬場さんが橈骨(とうこつ)神経麻痺で出演できないということで、貴重な降谷建志のベース姿を観られた。
ただ、上で書いたようなベースがどうこうではなく、雨がどうこうではなく、いつもの100点を振り切るようなDragon Ashのパフォーマンスと比べるとこの日は大人しかったような印象はあった。

最初は「雨のせいかな(=雨でお客さんも大人しかった)」とか思ってたんだけれど、この翌日に多発性出血性胃潰瘍で入院したと知って、ある意味納得してしまった。
降谷建志、緊急入院!多発性出血性胃潰瘍 – 芸能 – SANSPO.COM
ステージを観ててどこがおかしいって分かったわけではないものの、血も吐くぐらいの体調ともなると(漠然とした言い方だけど)発するオーラが普段と違うのも理解できる。
もう、お二人の無事を祈るしかなかったです。

さて、そしてここからは「大雨とROCKS TOKYO」もしくは「大雨と都市型野外フェス」について。
当日のツイートを元にしながら。


この二つはあくまでわたしの感想なわけだけど、子どもに戻るためには、まず必要な準備・装備もあるんですよ。
今回は雨だって分かってるのに、お客さんの服装が準備不足すぎたと思う。


「新木場駅の惨状」っていうのは、終演後の新木場駅でビニールの雨具がゴミとして山積みになってた画像がTwitterを中心にたくさん回っていたこと。

新木場駅のゴミ箱に積み上げられたごみ。ほとんどカッパ。持ち帰ろうよ見んな。マナーは守ろうぜ。 #rockstokyo … on Twitpic

新木場駅に帰ってきた人は「着たまま電車に乗るわけにもいかない」→「どうしよう」→「捨てちゃおう」って思考回路だろうけど、濡れた雨具を入れるビニール袋とバッグをあらかじめ用意しておけばいいだけのこと。
それぐらいの想像力は持ちましょう、と言いたくなるわけです。

そういう感じです。

例えば同じく2010年からスタートしたJapan Jamは、「天候的なリスク」を理由に富士スピードウェイから幕張メッセに会場を移したけど、それってすごく正しい判断だと思う。
JAPAN JAM 2011 – rockin’on inc. » ABOUT

2010年はたまたま晴れだったからよかったけれど、この日のような邦楽フェス層が来場した富士スピードウェイで雨が降ったら、寒さによってほんとやばい惨状になるって容易に想像できる。

夏フェスなら雨でもまだ体力でカバーできるかもしれないけれど、春と秋のフェスは、準備と装備がすごく大切だと多くの人が認識して実行すれば、日本のフェス文化はもう一歩前進できるような気がしています。