(当時の記憶を思い出しつつTwilogなども見ながら、2011年12月末に書いてます)
Japan Jam 2011 3日目。
1日目と2日目はこちらからどうぞ。
JAPAN JAM 2011 1日目 2011.5.3@幕張メッセ – いぬと海
JAPAN JAM 2011 2日目 2011.5.4@幕張メッセ – いぬと海
さて、最終日。
相変わらず会場に流れてるBGMはわたし好みでした。
3日間毎日この時間にMGMT聴いてる気がする。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
Panda Bearまで流れるとは!(どうしてもBGMが気になる) #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
こういうときに「この曲、名前知らないけど気になるなー」って場合はiPhoneアプリのShazamが便利ねえ。
屋内だから曲を解析してくれる精度も高いし。
会場内で流れてて気になった音楽をshazamで記録して、あとで買う簡単なお仕事。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
確か朝礼で、「今日が一番人が多い」ということを言っていた。
3日目が一番お客さん多いらしい。去年の富士スピードウェイから「天候悪化時の過酷さ」を理由に幕張メッセに変わって、僕の回りでは去年の野外がよかったって声もあるけど、屋内のおかげで年配の方も参加できるフェスになるのはそれで価値のあることだと思う。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
1発目は奥田民生とHiGE。
もはや奥田民生とそのバックバンド…かと思いきや、2曲目から奥田民生がドラムを叩いたりして意外な展開。
そして「朝の11時に歌を歌ったことは1回もない」という民生さんがドラムで足をつるという展開(笑)
朝11時から歌うのなんて初めてな民生さんが「マシマロ」から始めたときは、ほんと色んな意味でいつも裏切るなあこの人はと微笑ましく観ておりました。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
こんな時間から歌ったことないとか言われたら、普通は穏やかな曲から始めるのかなと思うじゃないですか(笑)
初日に降谷建志がボブ・マーリーの弾き語りから始めたみたいに。
ラストは「イージュー★ライダー」と「ヒゲとボイン」という嬉しい2曲。
初日の雑感でも書いたことだけど、やっぱり音楽的な下地がしっかりしてる人(グループ)同士のセッションは楽しいわ。
(そしてそのレベルが浮かび上がるのも残酷)
民生と髭はお互いの”ゆるさ”がカッチリはまって、いいステージでした。キャラクターもそうだし、髭のベースを中心にした音楽的な心地よさも民生の楽曲によく合ってた。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
特に髭とのセッションバージョンのイージューライダーはこれまで聴いたイージューライダーの中で一番好きなアレンジだったかもしれない。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
次はTRICERATOPS。
ゲストの藤井フミヤがすごく楽しみだった。
いやー、まさか観られるとは思ってなかったからなあ(けど機会があるなら観たかった人)。
これが直前のツイート。
藤井フミヤがすごく楽しみになってきた。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
そしてこれが直後のツイート。
藤井フミヤは一挙手一投足すべてがスタアだった。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
歌声もだけど、一挙手一投足が色褪せないんだよねえ。
びっくりしたわ。
そして弾き語りで始まった「TRUE LOVE」には、完全に聴き浸ってしまった。
たぶん、俺の目はハート型になっていたと思う。
「TRUE LOVE」は嬉しすぎた!演った後にフミヤが「こういうセッションでやったのは初めてだけどトライセラ素敵なアレンジをありがとう」って言ってたけど、もうフミヤの歌声の世界に浸り切っていてアレンジを聴く余裕が全くなかった。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
「あすなろ白書」を毎週観てた中学生の自分に「18年後にTRUE LOVEを生で聴けるときが訪れるから、それまでは辛いことも多いけど頑張れ」と言ってやりたい。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
掛居くんとなるみも、きっと今のわたしを見守ってくれているんだろうね。
隣にいた女性がフミヤファンだったようで、フミヤがかっこいいことするたびに両手をかわいらしくパチパチパチと叩いてた。でもそういう気持ちになるの、分かる。それほどのスタア感・王子様感だった。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
藤井フミヤのスタア感は夏のロッキンで観た矢沢永吉のそれを彷彿とさせたよ。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
これは印象に残った他の方のツイート。
いやー、来年50歳って信じらんないね。
藤井フミヤと奥田民生が同じ舞台に立つって、80年代に青春を過ごした人には夢にも見なかった光景だろうな、って思いました。あと、藤井フミヤを知らない10代の人は、ステージで小気味好い動きをしていたオジサンが来年50歳っていう事実に驚けばいいと思います(笑)。#jj2011
— コガ ヨシヒロさん (@YoshihiroKoga) 5月 5, 2011
あと、トライセラに関しても一言。
和田唱はフミヤや民生と共演する場をわきまえて、あんなに謙虚だったんだろうか。
トライセラをフェスで久々にフルで観た。一つ一つの音の重みや精緻さがさすがだなあ。しかし和田ショーのアウェー感を意識しまくりなMCがおかしかった。いつもの俺様キャラはどこ行ったんだ(笑) #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
次のTHE BACK HORN×オオキノブオ、生形真一がメンツ的には一番楽しみでした。
次は今日一番楽しみなBACK HORN×オオキ×生形!! #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
俺が大木伸夫と降谷建志を見つめる眼差し、それはもはや恋。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
なんだかこの二人には性別や年齢関係なく、常に「大木さん」「降谷さん」ってさん付けで呼びたくなっちゃうのよね。
BACK HORNがオリジナルで7曲やってから、生形さんが登場。
それでいきなりやるのが「ブラックホールバースデイ」と「コバルトブルー」ってズルい感じもするよねえ(笑)
生形が加わってからのキラーチューン連発は上がったわー!あれは生形にもおいしい展開で存在感バリバリでした。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
特に「ブラックホールバースデイ」中盤の生形ギターソロは心に響いた。この世代のバンドでギターソロを入れる展開って少なくなってると思うんだけど、あれだけかっこいいギターソロ弾ける生形はやはりすごい。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
とはいえ、大木さんが加わってすぐ終わっちゃうのはちょっとガックリですよ。
しかし大木さんが登場していきなり「では最後に1曲、6人で…」と言われたときはガクッとなりましたよ。もっと聴きたいわ!(ALMAツアーでリハの時間とれなかったのかな) #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
BACK HORNの持ってる荒々しさの中の叙情性と大木さんが合わないわけがない、と途中で気づいた。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
でもこういうことなのだと思う。
相性はすごくいいんだと感じた。
次は真心ブラザーズ、と松たか子。
真心をフェスでフルで観るのも久しぶりだなあ。そして松たか子には期待せざるを得ない。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
真心はライブといえども肩肘張らずに”ちょいとそこまで観に来ました”的な気軽さがいいね。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
奥田民生も途中から出てきてくれたけど(この日3回目)、やっぱり松たか子がすごく印象に残ったわー。
松たか子よかったなあ。彼女の自然体な佇まいと真心のステージが見事に合ってた。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
松たか子みたいに音楽的な素地がある人なら、音楽ライブを頻繁にやってなくても連日行われる舞台(とその稽古)が何よりのボイストレーニングになるんだなあと思った。下手な音楽アーティストよりぜんぜん歌上手かった。 #jj2011
— いぬたく (@inutaku_) 5月 5, 2011
歌の上手さはツイートした通りだし、加えて言うなら、彼女の中の「男っぽさ」(俗に“サバサバしてる”とか表現されるもの)がこのロックフェスのステージにすごく似合っていた。
いいもの見せてもらいました。
(大好きな「明日、春が来たら」は聴いてみたかったけど、それはまたの機会で)
と、以上でわたしのJapan Jamは終わりで、ここで帰りました。
「ロッキンやCDJよりも音楽好きがターゲット」「そんな音楽好きを増やす・育てる」っていう志向はとても共感できるので、来年以降もぜひ開催してほしいフェス。
って12月末に書いてたら、ついこないだ2012年は新木場studio coastで(会場の規模的には縮小)っていう発表があったけれど…。
まあ、長い年月をかけてもいいから、少しずつ形を変えながらも残っていってほしいフェスです。
ありがとうございました!