これもグループリーグの好カード、イタリアvsイングランド。
イタリアのフォーメーションは不規則的で、守備時は4-4-1-1(トップ下の位置はヴェッラッティ)。
ただ攻撃時には4-3-2-1のような形になって、中盤の3人、ピルロ、デ・ロッシ、ヴェッラッティがボールを回しながら、なるべくピルロに前を向かせてボールを配球しようという形。で、それはかなり成功してる。
「2」の位置にはカントレーヴァ、マルキージオが入って、サイドにはサイドバック(特に右のダルミアン)が高いポジションを取る形。
正確に言うとこんな感じ。
イタリアは守備時のセット、ベッラッティとデロッシの縦の動きで、ボールが敵陣にあるか自陣にあるかで442から4141に移行してるみたい。ボールが自陣へ入ってくるとベッラッティがMFのラインに落ちて、デロッシがアンカーの位置に落ちる。どうしてこうしてるんだろう。
— 五百蔵 容 (@500zoo) 2014, 6月 14
デロッシとベッラッティの縦移動で442からアンカーシステムへ一次移行するのは、ピルロの運動量削減だけでなく、ポジティヴトランジション時にピルロとデロッシへのマークをズラすためなのだろうか。
— 五百蔵 容 (@500zoo) 2014, 6月 14
前半終了、イタリア 1-1 イングランド。ピルロを中心にボールを回しながら右サイドを攻略しようとするイタリアと、手数をあまりかけず縦に速い攻撃をするイングランド、お互いの指向が出てる試合でどちらもファインゴール。好ゲームだわー。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
これは前半終了時の感想だけど、ここに書いたようにイタリアとイングランド、それぞれにチャンスを作っていて、結果的に1-1の同点でハーフタイムっていうのもほぼ妥当な結果。
マルキージオ!!!
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PHOTO: Claudio Marchisio of @azzurri shoots and scores the opening goal of the game #ENG #ITA #3Lions pic.twitter.com/2uVZ0DQKD9
— England (@england) 2014, 6月 14
ルーニー、一発で仕事したな!同点!
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PHOTO: Here's @D_Sturridge scoring our equaliser against @azzurri #ENG #ITA #3Lions pic.twitter.com/x5qPUIoBeX
— England (@england) 2014, 6月 14
前半ここまで、イングランドの左サイド、ルーニー&ジェラード&ベインズの守備が上手くいってないな。特にダルミアンを誰が見るか(ルーニーが戻らざるを得ない気はするけど)を整理した方がいいと思う。
って書いてたらルーニーが攻撃面で仕事したから悩ましいね。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
ずっと感じているんですが、イングランドは両翼の戻りが遅い。ルーニーもウェルベックもスタミナある選手なのに何故だろうか。
— 内藤秀明 (@nikutohide) 2014, 6月 14
この試合で最も穴になってるのはこのイングランドの左サイド。
そこを攻略して得たセットプレーから、マルキージオの先制点は生まれたわけで。
ただ、その直後に今度はダルミアンの裏のスペースに抜けたルーニーが初めて仕事をしたら同点になったわけで、とても悩ましいね。
プランデッリがルーニーを自陣に押し込むために練ってきたプランがかなりハマった前半だったように思うけども、1ミスでカウンターを受けてそのルーニーに仕事をされたのは何とも皮肉な感じがするね。
— Tetsuro Kutsuwada (@tetsu11k) 2014, 6月 14
あと前半では、ウェルベックに突破された時に見せたバルザーリのクリアがものすごかった。
「あれをオウンゴールにせずにサイドに逃げられるのか!?」っていう。
今のバルザーリのクリア、素晴らしかったな!
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
左サイドを割られてプルバックのボールを出されたときに、後ろに入るFWの走るコースを確認してボールを蹴る前からスライディングしてコースを消した上に、さらにオウンゴールにしないクリアをしたバルザーリのディフェンスは鳥肌ものだった。
— Tetsuro Kutsuwada (@tetsu11k) 2014, 6月 14
後半の立ち上がり、右サイドからカンドレーヴァのクロスをバロテッリが頭で合わせてイタリア勝ち越し。
バロテッリ!!カンドレーヴァのクロスだったかな。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
4年前の松井から本田△の得点と全く同じ切り返し→クロスの軌道だったな。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
It's all over: Italy beat England 2-1 http://t.co/XpuAAFGb0r #WorldCup #Ita #Eng (Photo: Getty) pic.twitter.com/RsjNLn0h22
— Guardian sport (@guardian_sport) 2014, 6月 14
イングランドの攻撃はスターリングのドリブルぐらいからしか糸口が見えなさそうで、ほぼ必ず一人を剥がせるのはすごいんだけど、周りの選手がほとんど連動してないからなあ…。
イタリア、インモービレはオフサイドも多くてあまり合ってない感じだけど、守備はもはやカテナチオ化しててイングランドはなかなか厳しい。
— いぬたく(サッカー用) (@inu_foot) 2014, 6月 14
イングランドはバークリー、ウィルシャー、ララーナを投入するも、あまり機能せず。
イタリアも徐々にグダグダになってきてたけど、むしろ守ると決め切ってからは綻びもほぼなくなったあたりは流石にイタリアでした。