アメリカのフォーク・シンガーソングライター、Devendra Banhart(デヴェンドラ・バンハート)の来日公演に行ってきました。
Devendra Banhartは日常的にちょくちょく聴いていて、特に秋から冬にかけて聴くことが多いアーティスト。
ANDY CABIC (VETIVER) & DEVENDRA BANHART JAPAN TOUR OCTOBER 2012 | EVENT SCHEDULE | SPIRAL WEBより
今回はVetiverというアメリカのフォークバンドのメンバーであるAndy Cabic(アンディ・キャビック)と、二人での来日。
それぞれ順番に出演するのかどうなのかと思ってたら、二人がアコギを持って登場し、そのまま二人での演奏&歌。
それで各々の持ち曲を歌っていく感じ。
それにしても、彼が年下とは、俄かに信じがたいです。
席は着席だし、基本的には日本のアコギ、しかも夏が終わって喧騒が去ったこの季節を象徴するかのような穏やかなギターなので、すんごくまったりムード。
ライブの音を聴きながら、その音のことを考えたり、あるいは他の考え事をしたり。
ライブ中にライブ(音楽)以外のことを考えるのって、僕にとってはとても大事で有意義なんですよね。
その時間を過ごせるっていうことも、支払う料金に含まれてるような感覚もあります。
Devendra Banhartの曲はそこまで曲と曲名が一致してるものが多くなくて、「これ、Vetiverの曲?どっち?」ていうことも何度もありました。
まあ、たまにはそういうライブもいいなーとまったり座りながら思ってました。
ただ「So Long Old Bean」とか好きな曲になると、原曲をよく聴いているだけに、音の少なさはちょっと物足りなく感じちゃいましたね。
コーラスの響きなども含めて。
今度はバンドセットなり、もうちょっと音数の多い編成で聴けるといいなー。
コストはかさむとは思うんですが。
コストと言えば、お客さんがかなり入っていて驚きました。
僕が前日にチケットを取って整理番号が270ぐらいだったので、300人ぐらい入っていたでしょうか。
Devendra Banhartって知名度あるんですね~。
(そしてやっぱり雰囲気からしてオシャレな人が多かった)
2007年発売のこのアルバムを一番よく聴きます。