(当時の記憶を思い出しつつTwilogなども見ながら、2012年初頭に書いてます)
2010年にスタートしたROCKS TOKYO。
この時期のフェス、そしてロッキング・オンとはちょっとだけ違うラインナップってことで、好感が持てる。
今回も自分のツイートを引用しながら、感想を記しときます。
こんな感じで回ってました。
(実線がフルで観たアーティスト、破線が欠けつつも観たアーティスト)
このツイートにあるようにSense of Wonderと悩んでたんだけど、土曜のラインナップがかなりお気に入りだったので両日ともこっちを選んじゃった。
去年のこの週末は土曜:Sense of Wonder、日曜:ROCKS TOKYOだったんだけど、今年は土日ともROCKS TOKYO。ただ雨と知ってたならSOWのあの雰囲気は捨てがたかった。
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
この両日は、ほぼずっと雨でした。
特に二日目は、この雨(けっこう豪雨)がちょっと悲惨な状況をもたらすことに…。
今日・明日はROCKS TOKYO。フジロックと違って「雨なんていくらでも来ーい!」な気分にならないのは、都市型フェスだからだろうか。
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
会場へのアクセス、徒歩でも行けるけど、タクシー(相乗り)が一番正解なのかもしれない。
新木場駅に着いてから30分、やっとシャトルバスに乗った。時間的にはシャトルバスも徒歩も変わらないなあ。というかほとんど行列で立ってるので足の疲労的にもあまり変わらないかもしれない。明日は徒歩にしよっとー。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
去年の初開催の時にも驚いたけど、今年も野外フェスなのに入場口でドリンク代(500円)を徴収される。
場所代?
チケット代に含めちゃっていいんじゃない…?(余計なオペレーションも増えるし)
ROCKS TOKYO名物・ドリンク代キター! #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
詳しくは雨がより激しかった二日目の方で書くけど、邦楽フェスに慣れたみなさんはちょっと雨を舐め過ぎ、と思ってました。
雨で足元はドロドロの部分もあるのに都市型フェスだとレインブーツ・野鳥の会ブーツ率低いなー。そんな装備で大丈夫か? #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
1発目は世界の終わり、いや、SEKAI NO OWARI。
SEKAI NO OWARIは12月の渋谷C.C.Lemonホールでのワンマンを観て以来、かな。
その時に感じたことはこちら。
[ライブ]世界の終わり(と深瀬慧) 2010.12.23@渋谷C.C.Lemonホール – いぬと海
この日も感想をTwitterに残してないってことは、あんまりポジティブな印象じゃなかったのでしょう。
ROCKS TOKYO含め2010年12月のワンマン以降で何回か観たけれど、「よくあるポップ路線へ」「(なかじの)編曲・アレンジがとても凡庸」というどちらも僕にとってはネガティブな印象しかない。
Twilogを観る限り、11:26にpostした次は15:04。
SEKAI NO OWARIの後は、LIL→ごはん→ねごとという流れだった(たしか)。
ねごとは小雨の中でトイレに行きつつ観た感じだけど、新曲の「メルシールー」を初めて聴いて、「ああこれは好きだなあ」「『ループ』で話題になった後に同じぐらいキャッチーな曲をリリースするのはいいなあ」と思ったのを覚えてる。
イントロから流れる印象的なキーボードのリフレインが好き。
久しぶりに屋根の下でしたツイートがこちら。
これはけっこう大事なことで、正直、音量・音圧が物足りなさすぎて、来年(2012年)はそれが理由で行かないだろうなという気すらしている。
雨なのでまったくTwitterにつなげないなー。しかし全体的にステージの音量・音圧が低すぎないか(去年もそう思ったんだったかな?)。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
そんな感じで、BAWDIESを聴く(そこまで熱がないのがツイートから伝わってくる)。
屋根のあるところでBAWDIESを聴いてる。やっぱりすごく聴きやすくなったからこれだけ支持層も増えたんだろうなー。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
これもすごく気になったんだけど、特に都市型野外フェスの装備って「自分のため」はもちろんだけど、帰りの公共交通機関がある限りは「他人のため」でもあるんだよね。
それ、分かってる人が少ないように思いました。
レインブーツ履いてない方は靴がかなりドロドロになってきてるんだけど、「ほんとに大丈夫?それで帰りは電車とか乗るんじゃないの?」と余計なお世話的な質問をしたい衝動に駆られる。
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
雨天の野外フェスでの、服装によるクラスタ分類。フジロッカー:上下ウィンドブレーカーで完全装備。邦楽フェス好き:ひざ上までのポンチョ(多くの場合は白ビニール製)。若者:Tシャツでずぶ濡れ。
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
このクラスタ分類、完全に私見だけどそこまで外れてもないんじゃないでしょうか。
LILはこのツイートで「気に入った」と言いつつ、これまでCDを借りてなかった。
これを書いてて思い出して、TSUTAYA DISCASでオーダーしました(やっぱり回顧ブログは書くものですね!)。
今のところ一番好きだったのはLIL。初めて観たけど歌はうまいし、好きなタイプのエレクトロポップ&ラップでした。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
そこからは毛皮のマリーズ→SEBASTIAN X(途中まで)→神聖かまってちゃん(途中から)クラムボンと予定通りに回る。
この日は家に帰ってからそれぞれの感想をツイートしていたので(記録を残しておいた自分を褒めてあげたい!)、それらをもとに感想を。
まずは毛皮のマリーズ。
(この頃はどんどん好きになっているところで、まさかこの年の年末に解散することになるとはねえ…)
ラストの「ビューティフル」でステージからこっち側に降りて、360度お客さんに囲まれながら歌う志麿くんがかっこよすぎて涙が出た。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
音楽アーティストの呼び方って、人それぞれでいいと思っている。
呼び捨てでもいいし、「さんづけ」でも何でも。
僕は年上・年下あまり関係なくそのアーティストのキャラで決めることが多い。
例えば降谷建志は「降谷建志」と呼び捨てで語ることもあるし、「降谷さん」と呼びたくなることもある。
例えば大木伸夫は僕の中で「大木さん」としか呼べない。なんだか、さんづけが似合う。
前置きが長くなったけど、志磨くんはあれだけロックスター然としているけれど、僕にとっては「志磨(遼平)くん」と呼ぶのが最もしっくりくるんだ。
志磨遼平くんは僕が胸を張って「好きだ、ああ、大好きだとも!」と言える音楽家で、年下でここまで好きな音楽家って初めてかもしれない。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
栗本ヒロコは、感情がありそうでなさそうなところがいつも観ていておもしろい。
そして栗本ヒロコの黒ブラ&それがスケスケ衣装は、本人の趣味だったのか。志磨くんの指示だったのか。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
SEBASTIAN Xは、荒いけどまあ元気だなあ、と。
ライブで聴くとちょっとうるさいところもあるかな(音の大小の問題ではなくて)。
SEBASTIAN Xを初めて生で観たけど、良い意味で音源のイメージ通りに元気がよろしかった。音楽も本人たちも、あれは狙って天然なんじゃなくて根っからそうなんだなー。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
SEBASTIAN Xを途中まで観て、そこから神聖かまってちゃんに移動。
すごく混んでたのは、大多数の人がすでに発見したってことなんだろうなあ。
かまってちゃんに関して現時点で僕が思っていることは、この4つのツイートに集約されていると言ってもいい。
かまってちゃんはやっぱり大好きだ。なんだか日常の中ではあまり聴けないアーティストなんだけど(自分の心もそっちに振れてしまうから)、生で観た時は確実に心を揺さぶられる。そういう意味では、僕にとってCoccoにとても近い。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
かまってちゃんはちょっと後ろの方で見ていて、周りにはまだまだ彼らを初めて観るお客さんが多かった。で、やっぱりの子の挙動をただおかしく笑うだけの人も多くて、二つの世界の断絶感をすごく感じてしまったよ。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
誰かがかまってちゃんの音楽について書き込んでた言葉を思い出したわ。「彼らの歌詞や人間性がよく分からないという人は、それはそれで幸せな人生なんだと思う」。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
音楽家やその音楽に対してわたしたち聴き手が共感をするには、やっぱり歌の向こう側にあるバックグラウンドや人間性を理解していた方が共感し易い。そういう意味では、かまってちゃん(の子)が持ってる一種の記号性はとても分かりやすくもあるなあ、とも改めて思った。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
この日の〆はクラムボン。
クラムボンがわたしにとっての今日のトリでした。二番目に大きいステージのトリにクラムボンをもってくるあたり、 #rockstokyo のセンスはなかなか好き。
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
クラムボンをバンドとして観たのは初めてだったんだけど、あの人たちの溢れんばかりのセンスはもはや反則クラスだなー。彼らの曲は全て知ってるわけではないけど、知らない曲ばかりでもいいからワンマンを観たいと思った。 #rockstokyo
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
そしてわたしは11月の両国国技館ワンマンに行きました、と。
なんか理由は分からんけど、この日の夜にこんなこともツイートしてた。
たぶん「ワンマンに行きたい」から派生してつぶやいたのでしょう。
いま最もライブに行きたい音楽アーティストはB’zです。
— いぬたくさん (@inutaku_) 5月 28, 2011
B’zも12月にドームツアーに行くことができた。
クラムボンもB’zもその年のうちに夢が叶って、よかったね5月28日の俺。
最後に、ROCKS TOKYOという都市型野外フェスに行って、フェスについてちょっと思ったことをツイートしてたので、それも貼ってみる。
ROCKS TOKYO、正直行く前の期待よりもいいアクトがとても多くて嬉しかった。他の邦楽フェスとちょっとラインナップの志向が違うのがいいねー(こういうことはハッシュタグなしでpost)。
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
ロックフェスの雰囲気って、お客さんが「そのフェスをどれだけ楽しみに1年間を過ごしてきたか」という思いの強さが確実に出る。その意味でフジロックとロックインジャパンは、それぞれクラスタは違えど1年間をそのために過ごしてる人の多さでは双璧だと思う。
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
その二つのフェスはこれまで10年以上積み上げてきた歴史とその内容で心に刻み込まれたんだと思うけど、もう一つキーワードがあるとしたらローカル性だと思う。北海道にとってのエゾ、東北にとっての荒吐、中国地方にとってのSETSTOCK、のような。
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
ちなみに今のはあくまで「ロックフェス」の場合で、例えば今日やってたSense of Wonderみたいなフェスの場合はちょっと違う。ああいう系統のフェスなら、1年間それだけを楽しみにしてるわけではなくても、十分に素敵な雰囲気になるんだと思う。
— いぬたく (@inutaku_) 5月 28, 2011
さて、土砂降りの二日目に続きます。
ROCKS TOKYO 2011 2日目 2011.5.29@若洲公園 – いぬと海