スキューバダイビング.jpも無事にプレオープンし、
毎日、その記事にできるようなネタを探しています。 
 

とは言っても、それは前からやっていたことなので、
前との違いは「自分が面白いと思ったダイビングネタを世に発信できるようになった」
ということでしょうか。
(まあ、サイトができる前からこのブログでやっててもよかったんですが…) 

■水中映像の力

今日は、バハ・カリフォルニアのソコロ諸島という海の映像をご紹介しました。
ソコロ諸島のマンタのフレンドリーさがすごい « スキューバダイビング.jp 

素晴らしい映像なので、よかったらご覧ください。

Socorro from Darek Sepiolo on Vimeo.

これを撮影されているのは、世界的に有名なポーランド人の水中映像家・ダレク・セピオロ。

やっぱり、よく思うんですよね。
水中映像(動画)の力はすごい、と。

そして同時に、ウェブ上でこういう「すごい水中映像」に出会うときは、
たいてい海外のカメラマン(写真家・映像家)が撮ったものなんです。

■日本発の水中映像が少ない理由

個人的には、
「すごい水中映像を撮る日本人が多くなってほしい」
「そして世界に向けても発信してほしい」
と思っています。

例えば上で紹介したダレク・セピオロさんなんかは、
陸上の賞も水中の賞も、いろいろと受賞されています。
(ナショナル・ジオグラフィックなども含めて)

そういった活躍をする日本人は増えてほしい、と、単純に思いますし、
応援したい気持ちがすごくあります。

ただ、日本でプロと言われる方々が水中映像に本気で取り組めないのも、事情は分かります。
それは単に“意識の問題”とかで簡単に語れる問題ではなく、
経済的な理由・そしてマーケットの理由などがあるかと思います。

それは水中写真・水中映像のプロの方々の問題というより、
日本の水中コンテンツのマーケット自体の問題ですよね。
そこらへんの話は、半年前にちょっとだけ触れたことがあります。
水中写真家を活かせるかどうかは周りにかかっている

現状では、いくらユーザーが
「日本で日本発の水中映像が見たいなー」と思っていても、
なかなかそれを打破できる人材・システム・マーケット構造が作りにくいのかな、と。

というわけで、そういった点も、
スキューバダイビング.jpを通じてなんとか変えてみたい部分ではあります。

目標はいたってシンプルで、
「ダイビングが好きな人がもっと“日本発”の水中映像を見られるようになること」
「水中映像・水中動画をちゃんとした生業として行える人が増えること」
でしょうか。

海外の水中動画をいろいろと見ながら、
そんなことを考えていました。