「第11回潜水医学講座 小田原セミナー」、
前回までの3回で、内容についてのレポートは終了いたしました。

その内容はこちらから。
「離島はいろいろ大変」 第11回潜水医学講座レポVol.1
「ダイビング事故は増えているのか?」 第11回潜水医学講座レポVol.2
「減圧症は難しいですよね」 第11回潜水医学講座レポVol.3

今回は番外編として、おそらくダイビング業界では初めてと思われる、
「このセミナーでtsudaってみた」ことをご報告してみます。

初めに、Twitterに馴染みがない方のために。

「tsudaる」とは、講演やセミナーの生の現場の様子・話している内容を、
その現場からリアルタイムで「実況」することです。
ITジャーナリストの津田大介さんの名前が由来になっています。

tsudaるとは -はてなキーワード

「社会問題上重要度の高いカンファレンスにオンライン状態で出席し、現場で発表された発言の140字要約postをTwitterのTimeline上に送り続ける行為」

今回、僕はこの小田原セミナーという「ダイビング的に重要度が高いと思われる」場で、
Twitterのスキューバダイビング.jpアカウントから実況をしてみました。

そしてその場では、マリンダイビングでお馴染みの和尚さんや、
月刊ダイバーでデューク山中としてお馴染みの山中康司さんも実況されていました。

■とりあえずその模様をまとめてみました

その模様は、こちらをご覧になっていただければと思います。
Twitterをやったことがない方も、これをご覧になるとだいたいのイメージが分かるかと。
「あー、とにかく実況してたんだな!」と。

第11回小田原セミナーでの実況まとめ Togetter(トゥギャッター)

私たち3人のつぶやきをきっかけに、
いろんなダイバーさんが関心を持って絡んでくださったりしてくれました。

ここでは全てをまとめきれてはいませんが、
そのダイバーさん同士でも質問と答えのやりとりがあったり。
かなり建設的な話が生まれていたと思います。

僕が実況をしてみようと思った時は、
正直ここまで盛り上がるとは思っていませんでした。
(自分が淡々とつぶやいて終わる感じかなー、と。笑)

やっぱりダイバーさんはこういう潜水医学・減圧症の話などに興味を抱いてるんだな、
ということを改めて実感できました。
(そしてそういう場があまり公にはなかった、ということも)

なお、「実況」ということなので、
僕は主観を入れずにその場の話をそのまま再現するようにしました。
(津田大介さんのやり方を踏襲した形です)

その僕の実況を見てくれていた和尚さんは、
それに対して和尚さんの主観を入れたつぶやきにしてくださったそうです。
このリアルタイムでの頭の切り替え&判断力、
「さすが生粋のライター!」ですよねー。

■まとめ・補足

今回はテーマ的にピッタリではありましたが、
またこのような機会があったらぜひ生で実況していきたいですねー。

その際は主催者の方に事前に許可を得て、正式に行いたいと思います。
今回は、主催者側でもある山中さんから「後はお任せ~」と言っていただいたので、
まあいいか、ということで(笑)

なお、一点補足です。

最後のほう、質疑応答で質問者が「-2mでも減圧症のケースが…」と話していた部分、
山見先生も答えで触れられていますが、「肺破裂のケース」ということです。
「-2mで減圧症!?」と敏感に反応された方も多いかと思うので、念のため…。

以上で小田原セミナーのご報告、しゅうりょうです!