ちょっと前になってしまいましたが、
1/28(木)に「2010年第1回東京サンゴカフェ」に行ってきました。
その感想を書き記しておきたいと思います。
■まず、今回のイベント(カフェ?)に行こうと思った理由
この東京サンゴカフェ、2007年12月20日に産声を上げたもののようです。
(すいません、知りませんでした!)
で、僕が参加させていただいたのは今回が初めて。
このイベント自体を知ったのは、Twitterきっかけでした。
渡辺未知さんや宮本育昌さんをフォローしていて、
そこからこうしたイベントがあることを知りました。
僕は環境についてはまったく不勉強で、ほぼ何も知らないんですよねー。
「これじゃあいかんよなー」と思いつつも、
勉強する取っ掛かりが難しいと感じていたんです。
例えば“環境破壊”に関するニュースがあったとして、
それが本当に正確な事実かどうかを判断するのってかなり難しいというか。
ちゃんとした知識がなければ、できないですよね。
(今の記者は裏取りもなしに記事を書いたりしますし…)
「じゃあその知識ってどこで身につけるの?」と思った時に、
どうしたらいいんだろう、と二の足を踏んでしまう部分がありました。
そこで、今回のサンゴカフェというイベントが、
何かのきっかけになればいいな、と思い、参加してみることにしました。
(とりあえず行動しなければ始まらない!)
■サンゴカフェって何をやるの?
さて、このサンゴカフェ。
名前だけでは何をやるのかよくわかりませんよね。
参加してみるまでは、もちろん僕もわかりませんでした。
今年は「国際生物多様性年」なので、
テーマは「サンゴ礁×生物多様性」ということです。
会は、大きく分けて三つから構成されていました。
1.渡辺未知さんからのご挨拶(約10分)
2.ゲストである屋久島ダイビングステーション「まる」の高橋宏美さんのお話(約40分)
3.グループに分かれ「環境のために自分がやっていること」についての発表(約30分)
高橋さんのお話は、屋久島の海・川・森と生物多様性に関するものでした。
個人的に屋久島ではしげるさんのところで潜らせてもらったり、
さらに今回の高橋さんのスライドも一部はそのしげるさん提供だったりして、
やけに馴染みのあるお話が多かったです(笑)
(屋久島をよく知らない・潜ったことがない人にとっては、新鮮な情報だったと思います)
ただ、一番すごかったのはマルハナガタサンゴの産卵!(動画)
ぼふっ!て感じで放精するシーンが見事に撮られていて、かなり興奮しました!
(あの動画、YouTubeにでもアップした方がいい!)
動画はご紹介できないので、
その日の「まる」さんのブログをご紹介しておきます。
初記録★★★屋久島でついにサンゴの産卵を観察!!!
それから、友人・知人とは離れ離れになるという指示のあと(笑)、
6~7人×4グループに分かれて、
「環境のために自分がやっていること」を発表し合いました。
■そうか、人が出会うからカフェなのだな
と、あっという間に1時間半が終わってしまったのですが、
終わって気がついたことがあります。
これは「講演会」とか「セミナー」とかの類のものではないんですね。
僕自身、正直、すごく何かを「勉強した」というわけではなかったです。
ただ、それと同じぐらい(それ以上に)有益だったのは、
単純に「いろんな人と知り合えたこと」です。
普段からバリバリ活動されてこの会も運営されている方々、
現場のダイビングインストラクターさん、
環境問題への意識が高くていろんな活動をされている学生さん…。
こういう「だいたい同じ方向を向いている人たち」が集う場、
だから「カフェ」なのだな、とわかりました。
そういう意味でも、個人的にとてもいいきっかけになりそうです。
(いや、そうしないといけないのですね)
このご縁を大切にしつつ、
分からないことは相談させていただきつつ、
環境に対するきちんとした知識を身につけていきたいと、改めて思いました。
いやー、それにしても、写真撮るの忘れた!
写真があった方がこれを読んでる方もイメージしやすいだろうに、
完全なる失敗です!!(笑)