たまに想像してはすごく鬱になること

たまに想像しては、すごく鬱になることがあります。

自分のことではなくて、「もしも大切な人がこんなシチュエーションに陥ったら…」みたいな、ちょっとSFチックなやつなんですが。

以下、そのシチュエーションを具体的に書くので、よかったらこれを読んでいる方も、大切な人を思い浮かべて読んでみるといいかもしれないです(何がいいのか分かりませんが)。

大切な人というのは、恋人、親、祖父母、子ども、もしくはペットでもいいかもしれません。

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舞台は、映画みたいに何かの拍子で天変地異が起こった地球。

ほとんど全ての陸上が巨大な川で覆い尽くされ、僅かな陸地のほかは、巨大な川が速いスピードで流れている。

自分はその巨大な川をどうにかして渡らないといけないのだが、それには川に点々と浮かぶ心もとない土台を渡って行かないといけない。

その土台は、それぞれ成人男性がジャンプしてやっと届くぐらいの距離に点在しており、なおかつ流れの速い川の上であるため、足場も不安定だ。

しかし、生き延びるためにはその土台を渡って行き、向こう岸に行かなければいけない。大切な人と一緒に。

まず自分が土台を渡り、次にその大切な人がチャレンジする。

大切な人は、自分の能力に自信がない。

ジャンプして土台に届くかどうか分からないし、土台に届いたとして不安定なその足場にちゃんと立てるかどうかも分からない。

怖くて、怯えている。

でも、渡らなければいけない。

自分は、ただただ願うしかない。

大切な人は、勇気を振り絞り、意を決してジャンプする。

土台まで届いてくれ。

自分のその願いは叶わず、土台まであと少しのところで距離が足りずに川に落ちてしまう。

あっという間に川に流されて行ってしまう姿。

絶望的な結果。

どうしたら良かったのか、解決策は一つもない。

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こんなことを想像しては、鬱になることがよくあります。

世の中って、誰かにとっての大切な人だらけだと思うんですよ。

ほぼ全員がそうだと言っても過言ではないと思います。

なのに、なんで全員が幸せになれないんだろう、と、しばらく考えこんでしまう夜がよくあります。

なんでなんですかね。

こんなことをたまに想像しては、とても鬱になりますね。