スイス対エクアドル

Switzerland-Ecuador Live
※グルエソとノボアの位置は逆。

若い戦力が中心になっている充実のスイスが第一シードのグループE。
エクアドルは、5月のテストマッチ・オランダ戦を観たことがあった。

立ち上がりは、前線にボールが収まったエクアドル、収まらないスイス、って違いが出てた。

そして左サイドのフリーキックからエネル・バレンシアのヘッドでエクアドル先制。

前半をほぼ通じて、スイスはベーラミに預けてから右サイドを中心に攻略しようとするんだけど、それをエクアドルがよく研究して防いでた。

まずエネル・バレンシアとモンテーロがサボらずにプレスに行き、グルエソとノボアが上手くスライドしながら時には前に激しくプレスに行って防いでる。

このプレスに行くタイミングが良いんだけど、ベーラミも持たせてもらってる割には相手を引きつけてから出すっていうシャビのような芸当ができないために数的優位を作れないでいた感じ。

これは前半20分の時点でのパスの繋がっていた分布。

スイスはまさにベーラミ経由で攻撃をスタートさせるんだけど(エクアドルもそこまではボールを持たせる)、そこからの攻撃が上手くいっていないことがよく分かる。

後半開始早々、スイスが同じようなCKでリカルド・ロドリゲスからメーメディのヘッドで同点。

後半からスイスはシャキリとジャカの位置を交換。
エクアドルの中央がグルエソとノボアでがっちり閉められてるんだけど、その狭いスペース・短い時間でもアジリティーを発揮できるシャキリを真ん中に移動させたのは正解だったと思う。

とはいえ、エクアドルは後半も誰もサボらずに堅い守備を続ける。
DFライン4人のカバーリングのポジションをとかも、常に適切なんだよなー。

オーウェンさんも「スイスが6位って、FIFAランキングはジョークだな」とか言ってるけど、この試合はエクアドルの守備を褒めるべきだと思う。

エクアドルはカイセドに替えてアロージョ。
ここらへんの交代策・試合の運び方は、「この試合は引き分けでもOK」っていう割り切りを感じた。

でもそこからの人数をかけないカウンターも「合えば一点」っていうもので、十分にスイスを脅かせてたんだけど。

後半40分になってもこういうシーンもあった。

そしたら後半アディショナルタイムにドラマが待っていましたよ。

結果的に、ヒッツフェルト監督が投入した二人がそれぞれゴールを挙げるっていう展開に。

スイスはエクアドルの堅い守備に対して手こずっていたけど、エクアドルの守備は決してドン引きというわけではなく、グルエソとノボアを中心にボールに対して主体的にプレスをかけるものだったから、観ていて楽しいゲームでした。

まあちなみにイルマトフ主審は、一つオフサイドの見逃しと、プレーオンした方がよかったんじゃない?っていうシーンがあったけど、とにかく最後の決勝点はその好判断が生んだものでした。

スイス対エクアドル