今日はARABAKI ROCK FEST.10に行ってきました。
宮城県のロックフェスで、10周年なんだけれど僕は初参戦。
すごくいいフェスで、とても楽しかったです!
忘れないうちに、感想や備忘録!

アラバキロックフェスの桜

 

■桜の綺麗なロックフェス

だいぶノーフェス・ノーライフなわたくしですが、
このアラバキは初めての参加でした。
今日一日だけでしたが、もし友達に「アラバキってどんなフェスだった?」と訊かれれば、
「満開の桜が舞い散っていて、芝生には桜の花びらが落ちてるフェス」
と答えるかもしれません。

(すいません、かっこつけすぎました)

ただ、それぐらい桜は綺麗だった!
(僕は例年との比較ができないので、今年がたまたまなのかどうか分からないのだけど…)

■アーティストごとの感想&行動メモ

前日、5月1日に白石駅に泊まり、
朝はJR東北本線で大河原駅→シャトルバス、というルートで。
会場に着いたのがちょうど10:00ぐらい。

最初に狙ってたザ・50回転ズにちょっと遅刻ながらもギリギリ観られた!

■10:05~ ザ・50回転ズ @ARAHABAKIステージ

CD持ってないんだけれど、曲を知らなくても楽しめるよねー!
利久のまかない丼を食べながら後方でゆるりと観てたのだけど、
十分に楽しかったです。
前の方の盛り上がりもいい感じ。

■10:55~ 神聖かまってちゃん @ARAHABAKIステージ

お目当てアーティストの一つ。
初かまってちゃん!

MCがグダグダ&内輪ネタという話は聞いていたけれど、
まさにそれが見られてなにより。
チューニング中に、の子がグダグダしゃべってはスタッフに
「なんでいったんハケないといけないの?」と絡んだり(同じこと約3回)、
の子が「フェスは制約が多い、リハしてない」とグダグダしたり、
monoが怒ったらの子が「これがマジギレというやつです」と言ったり、
唯一まともなのはベースのちばぎんなのねと分かったり。

僕は好きですよ、こういうのは。
面白いし、可能性を感じるもの。

ある映像作家の人が、
「例えば○○(ちょっとテイストの似た某アーティスト)には若干の計算を感じるが、
かまってちゃんとの子にはそれを全く感じない」
と書いてたことがあったんだけど、それがよく分かる。
故に、決して憎めないし、個人的にはこれでイライラすることもない。

ちなみに一番面白かったのは、
まだ一曲もやらないうちからグダグダしてるとカラスが飛んできて観客前方にフンをしたこと(奇跡?笑)、
そして「ロックンロールは鳴り止まないっ」が始まったと思ったらの子が歌い出さず、
何かと思ったら「サニーデイ・サービスがまぶしくて見えねえんだよ!」と言ったこと。
(訳:太陽の光がまぶしくてギターのエフェクターがよく見えない)

ちなみにキーボードがリーダーってことをこのフェスの直前に知ったのだけど、
彼らの曲でやけにキーボードが綺麗に&効果的にまとめてるなーと思っていたら、
やっぱりキーボード(mono)がリーダーなのね、と妙に納得。

彼らのライブは「よかった」「よくなかった」という尺度ではなく、
「好き」か「嫌い」かで語るものなんだと思った。
それで僕は、こういう人たち、好きです!

■11:55~ 清竜人 @TSUGARUステージ

彼も生で観るのは初めて&楽しみにしてた人。
ちなみにここは[Champagne]、andymoriが被ってて、選ぶのにかなり苦労しました…。

最初、「ワールド」などかなりバンドスタイルな曲をやっていて、
3曲目からピアノの前に座って「ジョン・L・フライの嘘」など。

僕が彼に求めてるのは後者の感じなんだなーと分かりました。
ピアノも、歌い方も。
歌い方ってのは、安易な例を出すとMikaっぽい歌い方、というんでしょうか。
あんな感じである意味飄々と歌ってくれてる清さんが好きかなー。

ピアノを弾き語りしてるときに、左足が無意識に踊ったりリズムをとったりしてるのがかわいい。
しかも、靴ヒモはピンク!
(あれは絶対なんか狙ってるんじゃないか…)

歌詞なども含めて、そんな彼に女子がキュンとなるのはよく分かる気がします。

ただ残念ながら次のCoccoを見逃すわけにいかないので、4曲目終了後に離脱。
「痛いよ」はちょっとミーハー的な興味で聴いてみたかった。

■12:55~ Cocco @BAN-ETSUステージ

ミドリや毛皮のマリーズもとても観たかったけれど、
Coccoはどうじても譲れない。

いやー、もう、Coccoは大好きなんだよ。
僕より奥さんの方がさらに好きなんだけれど、僕も普通レベル以上に好きだと思う。

この半年、感動で泣いたことはたぶん2回しかないんだけれど、
1回はCOUNT DOWN JAPANでのCocco、
そして2回目が今日のCocco、ですから。
(そのときのエントリ:私的、COUNT DOWN JAPAN09-10

ステージに行って気づくのは、今日はバンドスタイルだといこと。
(暮れのCDJはアコースティックだった)

5曲を歌ったCoccoは、ほぼいつものCoccoだった。
サポートメンバーも、長田さんは居なかったけれど、
堀江さんや大村さんなど、いつものメンバー。
新曲もよかったす。

いろいろ話すととても長くなっちゃうので、一点だけ。
去年のCDJやジョン・レノンスーパーライブあたりから、
Coccoのステージは前にも増して、なにか尊い、不思議な雰囲気に包まれていると思う。

それはたぶん、今までCoccoからいろんなものをもらったオーディエンスが、
今度はみんなでCoccoを優しく見つめている雰囲気なのではないかと。
温かいながらも、Coccoに注がれる集中力はすごく研ぎ澄まされているのを感じる。

特にこの半年ぐらい、そういうちょっと特殊なステージになっていて、
それは他のアーティストではなかなか感じられないものでもあり、
Cocco好きにとってはとても大切なものにもなっている、というようなことをぼんやりと。

Coccoさん、今日もよかったよ!

■14:00~ ストレイテナー @MICHINOKUステージ

ストレイテナーは、単独には行ったことがないのだけれど、
フェスでは僕の中で常連的に観るアーティスト。

個人的には、2008年のROCK IN JAPAN初日のトリを飾った時がすごく良くて、
それに比べると去年の夏はなんか停滞(?)してた印象。

そんな感じで、「どうなってるんだろー