Sense of Wonder 2010に行ってきた

茨城県・笠間芸術の森公園で行われた音楽フェス、
Sense of Wonder 2010に行ってきました!
 

このフェスは、激しめの縦ノリ系というよりも横ノリ系の素敵な音楽の集まるフェス。
(ざっくりした言い方だな…)

会場は、以前は山中湖の湖畔で開かれていたのが、
今年からはこの茨城県のアートと自然が融合した公園での開催。
その公園の雰囲気とも相まって、会場の空間がとても素敵だった!
僕は山中湖時代は行ってないので比較はできないけれど、
こういうアーティスト・ラインナップにとても合った空間!

例えば入口ゲートを入ると、すぐにこんなオブジェが。
後ろに並ぶブタがかわいい。
(夕方頃には「S」の字が折れてたけど…)

Sense of Wonderのロゴオブジェ

会場はこんな感じで広々と芝生が広がっていて、

Sense of Wonder会場風景

 


ステージ間の移動途中には、公園のいろんな造形物(アート)が。
これはメインステージからチルアウトなステージに行く途中の池。
(奥に見えてる白いのが、チルアウトな小さめのステージ)

Sense of Wonderの池


最初にPE'Zを観に行ったNature Flow Hillという丘の上のステージに行く途中には、
それこそアートな作品がちらほら。
例えば、これは「森の番犬」というアート作品。
写真奥の看板には、こう書かれています。
「森の番犬が逃げ出しました。森を汚す人間に噛みつく恐れアリ!ご用心くださいませ」
うーん、おもろい。 

「森の番犬」アート


こちらは、千羽鳥(だったかな?)というアート。
にぎやかな気分になります。

 「千羽鳥」アート


また、メイン会場には真っ白なボードが用意されていて、
そこにペイント作品を作っていっていました。
夕方ぐらいには、こんなに立派な作品に!

Sense of Wonderペイントボード


…と、なんだかフェスの紹介というよりこの笠間芸術の森公園の紹介に近くなってきたけれど、
要するに言いたかったのは、
「こういう素敵な空間にマッチした素敵なフェスだった!」
ということ。

脱線ついでに言うと、お客さんもやたらと男女ともにオシャレな人が多かった。
職業:デザイナー率、すごく高いと見た。

というわけで、以下は観たライブの感想を備忘録程度に。
今回はPE'Z以外は全て(前からよく聴いてたりしたものの)初見のアーティストばかり。
新鮮な気持ちを持ちつつ、楽しませてもらいました。

■PE'Z


安心して観られるライブバンド。
ただいつものフェス(僕の印象)だとみんな輪になって踊ったりもするんだけれど、
トップバッターだったこと、またこのフェスの雰囲気・客層からも、
あんまりそういう感じではなく。

観てるうちにちょっと空腹に耐えかねて、途中でフードエリアへ。
(食べ物買えるのが一ヶ所しかないのは、ちょっと不便)

■OGRE YOU ASSHOLE

やっと初めて観られた!
やっぱりいいねー。
ギターの自由奔放ぶり・捻り具合と、ベースのバランスが絶妙。
生で観ると、もうちょっとドラムに抑揚や工夫があるともっといいかな、と思った。
(と思って後で調べたら、元のドラムは現在病気療養中なんだ…)

そしてギターの馬渕さんは笑い飯・西田に見えてしょうがない(笑)

■ INO hidefumi

横で聴きながら、昼ごはん。
心地よい。

このフェスのごはん屋台は各地のフェスでよく見かけるものではなく、
地元・笠間の屋台が多く出店されていて、「他で食べられないオリジナリティ」がとてもよろしかった。

■SOUR

楽しみにしてたうちの一つ。
巧い。
3人の少ない音で、決して音を増やしていくわけでなく、
けれど素晴らしいグルーヴ感。
こういうのがほんとにうまいバンドっていうんだろうなー。

それにしても、この途中でキセルの「方舟」が聴こえてきたので、
そちらのステージに行かざるを得なかった。
(「方舟」は、個人的にキセルの中でも一番好きな曲)

二つのステージで音がかなり聴こえちゃうのは、改善を求めたい。
ただ、どうやら僕が去った後にSOURがやったのは「日々の音色」っぽかった。
(聞き間違いかも…)
そんなさー、もし事前にSOURの「日々の音色」とキセルの「方舟」が被ってるって知ってたら、
もうどうしたらいいか分からんかったよ!

■キセル

というわけで、キセル。
「方舟」のようなキセル的王道から、「サマーサン」のような変化球まで。
やっぱり本当にいいねー。
もっとじっくり聴き込まなければいけないバンドだと思った。
もっとじっくり聴き込まなければ損をしてしまう、と思った。
いやー、天才だ。

■タテタカコ

今回、一番楽しみにしていたと言っても過言ではない。
「誰も知らない」の頃のアルバム「そら」からずっと聴いてるのだ。
それも、かなりの愛着をもって。

リハーサルで彼女が出てきたときから見てたので、最前列に位置取り。
タテタカコさんのちょっとした表情、性格、一挙手一投足が見られた。
で、ほんとに素敵な人なんだなー、と。
音(ライブ)に対するこだわりや、スタッフに対する接し方。
MCの際には、近所の小学生に「お前誰だ!」ときつく問い詰められた話で笑わせてくれたり、
とにかく素敵な人。
いやはや、前から歌を通じて素敵な人だというのは分かっていたけれど、
予想以上に「バランスのとれた」素敵な人だと思った。

歌も上手いし、その歌とピアノだけで(一人で)あれだけ表現ができるのもすごい。
そうした「表現者」としてのタテタカコさんも観られたし、
ステージに上がる直前に一瞬だけ後ろを向いて祈るように両手を合わせたり、
歌と歌の合間に息をふうっと吐いたり、ゆっくりと空を眺めたり、
そういう(おそらく)素に近いタテタカコさんも観られた。

どちらも、とても嬉しい体験だった。

■ar

今日の中では、普段もそれほどたくさん聴いてるわけではなかったバンド。
歌声がとってもやさしい。
たしかに「すごくSense of Wonderっぽいバンドなんだなー」と思った。


ここらへんで笠間市の気温、そして僕の体温が低下の一途を辿っていたので、
無理せず帰ってきました。
(明日はまた他のフェス、ROCKS TOKYOがあるので…)

駐車場の案内がすごく分かりにくかったり、
途中で女子トイレの紙が切れていたり、
そもそもトイレ自体も少なかったり、
フェスの運営として改善してほしい点はあるけれど、
全体的な雰囲気としてはすごく良かった!
(そしてアーティストのラインナップも!)

この空間は「Sense of Wonderならでは」のものになっていると強く実感。
来年もぜひ(できればこの公園に)戻ってきたいと思わせてくれるフェスでした!
スタッフの皆さん、アーティストの皆さん、あそこにいたお客さん、
ありがとうございました!

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