2011年10月17日に下北沢SHELTERで行われた「N’夙川BOYS PLANET GENERATION TOUR」に行ってきた感想です。

※なんだか下書き状態にあったものを2015/2/25にアップしてます。
でもN’夙川BOYSは僕にとってほんとこの時が「旬」だったなー。

ライブだとかバンドだとかは「観られるうちに観ておけ」が鉄則だと言われてるけれど、特にこの2011年のまさに「今」観とかなきゃ後悔するバンドが’N夙川BOYSだと思っているよ。

夏のロッキンで初めてライブを観てから、この日のライブをめっちゃ楽しみにしていました。
夏のロッキン、シーサイドステージで観た3人の輝きがもう半端なくて。
「あ、これは今観ておかないといけない!」と強烈に思ったんでした。

で、この日の下北沢SHELTER。

and moreになっていたゲスト、当日のTwitterで知った。
(発表されたのも当日だったのかな?)

戸川純がやってるギミギミギミックスで、戸川純を生で観るのは初めてだった。
戸川純と言われて最初に思い浮かぶのが幽遊白書の樹というぐらいなわたしですが、観られる機会があるなら、それはそれで楽しみ。

初めて観た感想は、「かわいいおばちゃんだなあ」と。
もっとトガってる人かというイメージがあったんだけど、かわいい:かっこいい=7:3ぐらいの方だった。

たぶん僕より年上の女性が「純ちゃん、大好きー!」って叫んでたんだけど、その「純ちゃん」っていう呼び方がすごくしっくりきた。
ああ、みんなから「純ちゃん」って呼ばれる感じの人なんだなあ、と。

ギミギミギミックスの曲も、これまた予想以上に聴きやすかったです。
もっとアングラ感が漂いまくる曲が多いのかと思っていた(そんな感じだったのは1曲目ぐらいかなあ)。

ちなみにギミギミギミックスの前に流れてたのは、The Drums。
選んだのが戸川純なのか夙川なのかスタッフなのか分からないけれど、彼らに合うような合わないような。
いや、僕はDrums好きだけれど、たぶんあんまり合わないな(笑)

そして、いよいよN’夙川BOYS。

ところでこの日はチケットも完売で、SHELTERの中がすごいギュウ詰めだった。
僕はと言えば、階段で少し身を乗り出しながら(前の人の合間から)ステージを観てたんだけど、この体勢はけっこう疲れたな…(笑)

夙川がスタートしたのは、なんだかんだで20:40頃。
照明が落とされてからもまだStrokesが2曲かかったりして 「遅いなー、まだかなー」とか思ってたんだけど、3人が出てきたらもうそんなちっぽけな不満は吹っ飛びますね。
もう、いとも簡単に吹っ飛んだ。

マーヤも、リンダも、シンノスケも、熱量が半端なくて、その熱がキラキラしてる。
(輝き具合は3人それぞれで違うんだけれど)

特にわたしはマーヤが好きです。

あの、自分の心の中から溢れ出るものを止められない感じ。
たくさんのお客さんの前で自分を表現できるのが楽しくて楽しくて仕方ない感じ。

例えば子どもに対して青臭くも「自分を表現できるって素敵なことなんだよ!」って全力で言いたくなるような、そんなエネルギーがある。

いいもの、いい瞬間を観たライブでした。