イタリア対イングランド

England-Italy Live

これもグループリーグの好カード、イタリアvsイングランド。

イタリアのフォーメーションは不規則的で、守備時は4-4-1-1(トップ下の位置はヴェッラッティ)。
ただ攻撃時には4-3-2-1のような形になって、中盤の3人、ピルロ、デ・ロッシ、ヴェッラッティがボールを回しながら、なるべくピルロに前を向かせてボールを配球しようという形。で、それはかなり成功してる。
「2」の位置にはカントレーヴァ、マルキージオが入って、サイドにはサイドバック(特に右のダルミアン)が高いポジションを取る形。

正確に言うとこんな感じ。

これは前半終了時の感想だけど、ここに書いたようにイタリアとイングランド、それぞれにチャンスを作っていて、結果的に1-1の同点でハーフタイムっていうのもほぼ妥当な結果。

この試合で最も穴になってるのはこのイングランドの左サイド。
そこを攻略して得たセットプレーから、マルキージオの先制点は生まれたわけで。

ただ、その直後に今度はダルミアンの裏のスペースに抜けたルーニーが初めて仕事をしたら同点になったわけで、とても悩ましいね。

あと前半では、ウェルベックに突破された時に見せたバルザーリのクリアがものすごかった。
「あれをオウンゴールにせずにサイドに逃げられるのか!?」っていう。

後半の立ち上がり、右サイドからカンドレーヴァのクロスをバロテッリが頭で合わせてイタリア勝ち越し。

イングランドの攻撃はスターリングのドリブルぐらいからしか糸口が見えなさそうで、ほぼ必ず一人を剥がせるのはすごいんだけど、周りの選手がほとんど連動してないからなあ…。

イングランドはバークリー、ウィルシャー、ララーナを投入するも、あまり機能せず。

イタリアも徐々にグダグダになってきてたけど、むしろ守ると決め切ってからは綻びもほぼなくなったあたりは流石にイタリアでした。

イングランド対イタリア

Twitter / lequipe: L'Italie s'impose dans le choc …