ウルグアイ対コスタリカ

Uruguay-Costa Rica Live

ウルグアイ対コスタリカ

イングランドとイタリアが同居してるグループD。
ここも申し訳ないけどコスタリカを相手に取りこぼすとキツくなるグループ。

コスタリカはまさに5バックで5-2-3(もしくは5-2-2-1)のような形なんだけれど、ホエル・キャンベルを中心に2シャドーのボラーニョスとルイスのポジショニングが巧みで、意外とボールが収まる。

ちょっと早いけど、ハーフタイムでホエル・キャンベルがパスを受けたゾーンをチェックしたのがこの図。

ホエル・キャンベル(ウルグアイ戦)

ウルグアイの左サイドハーフ、C・ロドリゲスがガンボアにプレスをかけた時にできる、リオスの横のスペースをよく使ってるのが分かる。

ただ、先制点はウルグアイ。
セットプレーでディアスがホールディングを取られ、カバーニがPKを決める。

後半、コスタリカは前半と同じく良い感じ。
セットプレーからの大きなチャンスは枠外へ。

このキャンベルの同点弾はデカかった。
ウルグアイのGK・ムスレラはインパクトの瞬間に逆足に重心が乗っちゃってたのはミスと言ってもいいかもしれないけど(逆足に乗ってなかったら手が届いていた範囲かもしれない)。

同点になってから、ますますコスタリカのカウンターが生きてくることに。
そして奪ったフリーキック、さっきはフリーで外したのとほとんど同じ形から、今度は(さっきより難しいヘディングを)決めて逆転!

ウルグアイはロデイロを投入して、投入直後はボールによく触れてリズムを変えかけたところもあったけど、次第にトーンダウン。
そしてまたカウンターからコスタリカ追加点。

アディショナルタイムにマキシミリアーノ・ペレイラがイライラして退場になるなど、ウルグアイは最後までハマらなかった感じ。

ウルグアイ対コスタリカ

これでイングランド、イタリアが同居するこのグループ、全く読めなくなってきた。
コスタリカの5バックからのカウンターっていう戦い方は、キャンベルがこのままのコンディションを維持していればこの後も格上のチームに対して通用しそう。

ウルグアイは本来は格上というよりは、コスタリカと同じくカウンター型のチームだから、前線にスアレスのような個人でもどうにかできちゃうタレントがいない限りボールを持たされる展開だとちょっとやりにくいのかも。