“積ん読”になってる本がかなりある僕なんですが、最近はコンスタントに読むことができています。

まあ仕事の状況とか、働き方とか、いろいろ外的な環境要因もあるかとは思いますが、最近になって“積ん読”をふせぐために自分なりに最も効果的な方法を見つけました。

その日のうちに数分だけでも、冒頭だけでも読む!

これに尽きると思いました。

というのも、その本を最も読みたい熱が高まってるのって、買ったその日、もっと言えば買ったその瞬間なんですよね。

その熱があるうちに、本を買って帰ったその日のうちに数分だけでも、冒頭の部分だけでも読んでみるんです。

冒頭でなくても、気になるページをパラパラめくってみて読んでみるのでもかまいません。

そうすると、自分が読みやすい文体なのかどうか(これちょー重要)、あるいは本当に興味が持てる内容が書いてある本なのかどうかが分かります。

実際に本屋で買ってるわけですから、たいていは読みやすい、興味が持てる内容なはずですが、読みにくい文体だったらいっそのこと読むのを諦めちゃうぐらいのサバサバした感覚が割り切りかもしれません。

「読みにくいな…、めんどくさいな…」っていう本が一つあると、それが関所みたいに他の本を読むことまで止めちゃう場合がありますからねえ。

「本屋」と「自分の日常生活」は違うフィールド

「内容なんて、そりゃ本屋である程度わかってるから買ってるんだよ」と思われるかもしれませんが、いや、それが家で読むとなんか違うんですよ。

本屋だと自分が「なんか学ぶモード」になってるから、そこで読めちゃうのは当たり前なんです。

そうではなくて、自分の家とか、電車の中とか、そういう「自分の日常生活」の中でも読めるか、そこにしっくりハマるかどうかっていうのが大事で、それは本屋で読むのとはまたちょっと違う気がするんですよね、僕の場合は。

友達と公園にいると「よっしゃ体動かして遊ぼうぜ!」ってなりやすいのに、自宅で一人でいるとなかなか「体動かそう!」ってなりにくいのに似てる気がします(この喩えで合ってるかな?)。

その本を読むことを生活に採り入れる

そういう意味で、本を買って帰ったときにまず少しでもいいから読んでみることが大事なんです。

自宅で改めて読んでみることによって、「その本を読むこと」が自分の生活の中にしっくり入ってきた感じがするんですよね。

そうしたらもうこっちのもので、あとは家の中の空き時間とか移動時間とかにその本が読みたくてしょうがなくなります。

だって、もともと内容については興味があって買った本なわけですからね。

「この方法いいんじゃね?」と実践してみてからは、例えばこないだ本屋で4冊買って帰った後も、4冊をそれぞれ1分ぐらいざーっと読んでみて、「あ、面白いな」と思ってから、自宅や電車内で4冊をそれぞれ同時並行で読めてます。

うーん、便利!
っていうか、自分にとってはこの方法がすごく合ってるなと思いました。

以下は余談です。

それで言うと、amazonで配達される場合のタイムラグはちょっと不利なのかもですね(まだこの方法を発見してから試してないですが)。

でもその場合も同様で、配達された日のうちに読んでおくのが大事なんでしょう。

そういう意味では、Kindleでダウンロードした場合の方がすぐ読めるから有利なのかも。

まあ、amazonとか、典型的な「買ったことによって満足しちゃうパターン」に陥りがちなので、個人的にはこの方法をより実践していこうかと思います。

そして僕にとって新幹線移動の前に買った本って、新幹線ですぐ読んじゃえる確実なパターンだったんですが、このエントリを書いて振り返ってみればそりゃそうだなと思いました。

ところでこんな記事も見つけましたが、積ん読の解消法としてはアバウトすぎて僕にはちっとも役立ちませんでした。

本を買ったが読まずに積んでそのままにしてしまう「積ん読」を防ぐ10の方法 – GIGAZINE