日清カップヌードルのCM、「SURVIVE! リア獣との闘い 篇」がイカれていて素敵です。

面白かったので、このCMに登場する人物の全セリフを書き起こしてみました。

監視員「おい!見ろ!リア獣がきたぞー!みんな逃げるんだ!早く!」

若者A「出たな~、リア獣!」

リア獣「彼女の手料理、最高で~す!」

若者B「いいねが欲しくて暴れてる!」

若者A「うっせー!どうでもいいよ!」

リア獣「忙しくて40時間寝てませ~ん!」

若者B「出た!忙し自慢!」

おばさん「見て!橋本がいいねしてる!」

監視員「あいつ、なんでもいいねするな」

おじさん「お前もいいねしろ!嫌われるぞ!」

若者A「俺は絶対にしない!本当にいいねと思った時しか!」

コピー「ハラがへっては、闘えない。」

NA「SURVIVE!カップヌードル。日清」

そしてこれを世に出すことにOKを出した日清を尊敬します。

文字に書き起こしてみて思ったこと

書き起こして言うのもなんなんですが、初見で動画を見た時と内容の把握度がまったく変わらないんですよね。
つまり、「わざわざ文字にしなくても、このFacebookとリア充を揶揄した内容と独特の言い回しを耳で聞き取れて、脳で面白さを理解している」っていう。

しかも、それを理解できてる人が比較的多いんじゃないかっていう。

Facebookが日本でもかなり浸透した状態を超えて、「リア充と非リア」や「忙し自慢」や「どうでもいいね」あたりの価値観まで一般的に広まってるんだなあと感じました。

※2013/11/6 18:15追記

このCMの企画を作ったCMプランナー・東畑幸多さんのツイートを見かけたので、貼っておきます。
「おじさんには分からないCMを」って言えるクライアント、すごいなあ。