Dragon Ashのツアー、初日に行ってきた!
「楽しかった」、「素晴らしかった」、「最高だった」、いろいろと言葉は浮かぶけれど、一番相応しいのは「嬉しかった!」なのではないかと思う。
その雑感など綴ります。

このツアーは去年12月に出たアルバム「MIXTURE」を抜きにはもちろん語れないわけで。

むしろこの「MIXTURE」ってアルバムにDragon Ashファンとして励まされて、背中を押されて、それを喜びとしながらツアーに突入っていう理想的な展開なんじゃないかと思う。

やってくれた曲はもう「うわあああ!!これがDragon Ashだ!!」ていうものばかりで。
Dragon Ashの2011年現在の音がいつものクオリティと幸福度を保ったまま、バンドとして“真剣に戦ってる”っていうことを目の前で証明してくれたようなセットリスト。

RAMPAGE」あたりでスタートするだろうっていうのは予想通りだったんだけど、「Revolater」や「Invitation」と来た時点で「うわああああ!!」とならざるを得ないでしょう。

しかもそんな展開を、「MIXTURE」というアルバム(や、各所のインタビュー等での降谷建志の言葉)を通じて僕たちが「ひょっとしたらあるんじゃないの、そういう展開!?」と予感できていたところに、今のDragon Ashの周りに広がってる幸福があるんだと思う。

「やっぱり?やっぱり?…キター!!」的な。

ECONOMY CLASS」や「FIRE SONG」など中盤でやってくれた「MIXTURE」からの曲も、昔の曲(例えば「Buzz Songs」からの曲)も、どの曲も“今のDragon Ashの音”として何の違和感もなく伝わってくる。
この鮮やかな衝撃って言ったらないよ!

僕も「Buzz Songs」から「Viva La Revolution」の頃(もう10年前!)から彼らを好きになって、自分にとって特別なバンドになって。
同じようなDragon Ashファンは多いのだと思う。

そんな僕(たち)にとって、Dragon Ashの目つきがあの頃に戻ったこと、そしてそれが2011年の「今」であることの嬉しさ。
決して「戻ってきた」ことが嬉しいんじゃなくて、「今」のDragon Ashがここに辿り着いていることが嬉しいんだよね、きっと。
そしてDragon Ashが僕のこれまでの人生の中で掛け替えのないバンドである以上、これは人生の中での喜びになるような、すごく大きなことなわけで。

中盤以降、「Revive」という僕も大好きな名曲から始まって、「百合の咲く場所で」、「Fantasista」、「SLASH」、「ROCK BAND」、そしてラストに「TIME OF YOUR LIFE」とたたみ掛ける流れはすごすごる。

なんでこんなに良い曲ばかりなんだ。
しかも、何度も言うけどそれが「今」のDragon Ashの音であるというところが素晴らしい。

「ROCK BAND」のとき、それまで赤や緑が多かったSHIBUYA-AXの照明が初めて真っ白な光になったステージは、ハッとさせられるような美しさ。
ずっと映像やメンバーが映し出されていたバックスクリーンもスパッと黒に統一されて、バンドメンバーが浮き上がる。

「ROCK BAND」に賭ける思いが伝わってきた。

本編ラストの「TIME OF YOUR LIFE」もほんと良い曲だわー。
世に出てまだ2ヶ月も経たない「MIXTURE」なのに、ここまで自分の心に刺さっていたのかということも改めて実感。

アンコールでは、何と言っても「Mustang A Go Go!!!」。
うおー、これをやってくれるとは!!
もうほんと大好きですよ、Dragon Ash!!

最後は「運命共同体」。
この曲、どこでもそうなんだけど、イントロが始まってKjの「ありがとうございました、Dragon Ashでした」という言葉にいつも目が潤んでしまうのはなぜなんだろう。

その言葉が心から発せられているものだって、僕とバンドの間で信頼関係が結ばれてるからなんだろうな。
そもそも、僕のようなファンでなくても(例えば初めてDragon Ashのライブを観た人でも)、Kjの言葉って思いが詰まっていることがよく伝わる話し方だよねえ。

使い古された言葉だろうけど、この日のライブでDragon Ashがますます好きになった。
本当にありがとう。

そして嬉しかった!!

以下、他で拝見したセットリストを載せておきます。
他の日は「Canvas」(大名曲!)や「Iceman」(!)をやってたりするらしいね。
それも聴きたいー!!

セットリスト Dragon Ash Tour Rampage 2011.1.28@SHIBUYA-AX

0.Intro(MIXTURE)
1.RAMPAGE
2.SOCIABLE DESTRUCTION
3.Mixture
4.Revolater
5.Invitation
6.ECONOMY CLASS
7.Snowscape
8.AMBITIOUS
9.Face to Face
10.FIRE SONG
11.SKY IS THE LIMIT feat.TAKUMA
12.La Bamba
13.REBELS
14.Revive
15.百合の咲く場所で
16.Fantasista
17.SLASH
18.ROCK BAND feat.SATOSHI,KO-JI ZERO THREE
19.TIME OF YOUR LIFE
—-アンコール—-
20.Sunset Beach
21.繋がりSUNSET
22.Mustang A Go Go!!!
23.Dear Mosh Pit
24.運命共同体