今日は、僕のまぶだちが作ったCM・キャンペーンをご紹介します。

「えーしー♪」というサウンドロゴでお馴染みの公共広告機構の、脳卒中についてのキャンペーンです。
日本脳卒中協会を支援するキャンペーンとなってます。
CMのオンエアはまさに今日、2010年7月1日から。

このキャンペーンでは、オシム元日本代表監督 にお願いして、彼自身の脳卒中に関する経験談を語ってもらっています。
脳卒中に関する30秒のCMがメインになっており、それにプラスして、脳卒中さらには日本サッカーについて語ってもらった1分~2分の映像×全8編がYouTube上にアップされています。

作った友人の話によると、インタビューは2010年4月27日、オーストリアのグラーツで行われた、とのこと。

「私の経験を活かしてくれ」と語るオシムの言葉はとても重く感じますし、彼の「自分と同じような目には遭ってほしくない」という気持ちもとても伝わってきます。

特に、後半(6~8)の日本のストレスについて語る部分は、多くのことを示唆してくれていると思います。
と同時に、サッカーのクラブチームの監督・代表チームの監督がここまで日本の社会や文化全体についての眼差しを持ってくれていたことに改めて感謝したくなりました。
(もちろん、だからこそオシムは優秀な指導者なのだな、とも)

「敗北や失敗ともうまく折り合いをつけて生きていかなければならない」(6/8より)
「(人生で何が大事か?)生き残ることだ。もっといい人生を生きることだ」(8/8より)

など、心に残る言葉がいくつもあります。

ACのCMは、こちらから見ることができます。
2010年度支援キャンペーン:オシムの言葉|ACジャパン

また、YouTubeにアップされた動画は、ここに貼っておきます。
オシムは自分の脳卒中の経験談について、雑誌で語ったことはありますが、テレビ・ウェブを含めてこうした映像が観られるのは初めてのことです。
ぜひご覧くださいー。