さっき、仕事でCanonの5D MarkⅡの話をしていて、
急にダイバーとしての体温が上昇してまいりました!
(で、仕事中にこんなエントリを書いてるわけですが。笑)

Canon 5D MarkⅡには、フルHD動画機能が備わっているわけですが、
この動画機能というのはほんとにすごくて、
ミュージック・ビデオ(PV)やCMへの使用も行われてるんですね。
(例えば最近では、AKB48の「10年桜」という曲のPVだとか)

僕は以前はSONYのVX-2100というビデオにハウジングを被せて、
水中動画を撮っていたりしたんですが、
まあ、ものすごく5D MarkⅡが欲しくなってきました。

こないだのエントリで「節約・貯金する」と書いたばかりなのに。笑

だってですよ、普通のデジイチと同じように、レンズの交換ができるんですよ!?

マクロ写真・フィッシュアイ写真を撮るのと同じように、
マクロ動画・フィッシュアイ動画が撮れるんです。
(まあ、フィッシュアイ動画はちょっとケラレるみたいですけれどもね…)

これはすごいことですよ。

というわけで、早速YouTubeで「5D MarkⅡ 水中動画」とかで検索。
…しかし、あまり出てこず。
日本人ダイバーはまだあまり撮影されてないんでしょうか。

じゃあ、外人さんに頼ろう!と、「5D MarkⅡ underwater」とかで検索。
すると出てきましたよ!

いやー、この質感、すごすぎる!

ほんとにすげえ。

けど残念ながら、例えば100mmマクロレンズをつけた水中動画は見つからず。
(マクロ水中動画だけならたくさんあるものの、5D MarkⅡのものかは微妙)
やはり外人さんは基本はワイド好きなのでしょうか。

まあ、ここまでは5D MarkⅡのことばかり書いてきましたが、
そもそも水中動画の領域はまだまだ可能性だらけだと思っています。

現状で目にする(目にできる)ものって、
ほんとにただふつーのレンズでふつーに撮影したものばかりで。

例えば、CASIOのEX-F1というデジカメがあります。
(これは一眼じゃありません)

ご存知の方も多いとは思いますが、
このカメラはとにかくハイスピード撮影がすごい。
(ハイスピードってのは、スローモーション撮影のことですね)

まあ、見るが易しってことで、これをご覧ください。

例えばこのカメラで、ベラがヒレをグワサァって広げる求愛を撮れたら…、
カサゴの捕食シーンを撮れたら…、
うーん、夢は広がりますね。

もちろん、特注であれ量産であれ、
ハウジングが必要にはなってくるのですが、
そこに投資をしてでも語り甲斐のある「表現」がそこには待っているのではないか、と。

水中写真家という職業の方はたくさんいらっしゃいますが、
それに比べると水中動画を手がけてらっしゃる方はまだまだ少ないわけで。

「未開拓の地が広がっている」
「まだ誰もやってないような表現が山ほどある」
という点では、ものすごく魅力的なゾーンだと思うんですけどねえ。

なお、最後にほんの蛇足なんですけれども、
個人的には水中動画って編集の際のカラーバランスがすごく大事だと思っています。

RGBをちょっと調整してあげるだけで、
動画のクオリティがグッと引き締まってきます。
(僕もやっていたことなので、簡単にできます)

これだけネットが普及している昨今、
クオリティの高い水中動画の登場も待ち遠しいですねー。

(誰もやらなかったら、自分がお金を貯めてがんばります。笑)