僕的には、最近ちょっとだけ旬の話題を。

ダイビング系のSNS「Belljerry」が、「うみもぐら」に統合されます。
最近、やたらとAdSenseで「ダイビング」をキーワードにうみもぐらの広告が出てくると思ったら、こういうことだったんですね。

僕自身、かなり前にBelljerryに登録していましたが、盛り上がってきそうな気配がなかったもので(失礼)、足も遠のいていました。

その時に痛感したのが、
「mixiで十分じゃない?」
ということ。

やっぱりmixiの圧倒的な人数はすごいですよ。
その中のダイビング系のコミュニティでも、4,000~5,000人規模のものがいくつもありますし。
(ちなみに現在、うみもぐらの会員数は600人超)

さて、今回のダイビング系SNSの統合。
うみもぐらを運営する吉積情報株式会社がBelljerryを運営する株式会社ダイブネットを子会社化した結果、ということのようです。
吉積情報株式会社ってベンチャー企業のようですが、
とりあえず実際にうみもぐらに登録してみて感じたのは、「意気込みはありそう」、ということ。
そのベクトルの向きが正しいかどうかは微妙ですが、「やったるぞ!」感は感じます。

自分のプロフィールに記入する欄が、
取得したスペシャリティ、好きなダイビングスタイル、さらにはマイ器材のメーカー名まで(!)。
ここまでのマニアっぷりには、素直に驚きました。

ただ、うみもぐらに関する個別の論議はまた別の機会にして、
この記事では「そもそもダイビング系SNSってうまくいくんだろうか?」ということを考えてみようかと。

それはつまり、
「ダイバーにとって、ダイビング系SNSって必要なのか?楽しいのか?」
「ダイビングをして、その後さらにSNSを使って『共有』することはあるのか?」
ということです。

mixiは累計会員数で1,700万人を超え(今日現在)、多くの日本人にとってSNS=mixiという図式が定着してると言えるでしょう。
(greeが伸びてると言っても、まだ50万人弱)

そのmixiですらアクティブなユーザーは減ってきており、そうした状況では、
ダイバー人口の多い20代半ば~40代の方々が「mixiに加えてもう一つSNSに入る」
ということは、けっこう想像するのが難しいです。

うみもぐらの担当者は、
「自分がダイバーになって、こういうサービス(SNS)があるといいなと思った」
とおっしゃっています。

個人的には、その気持ちはよく分かります。
僕も前に、「ダイビングのSNSとか、作ったらいいんじゃないの?」と夢を描いたことがありました。

けれど、(僕が実体験したのはBelljerryだけですが)
ダイビングに限っては、SNSってなかなか上手くいかないんですよねえ…。

次回は、なぜ「ダイビング系SNSは上手くいかない(と僕は思っている)のか」について、もうちょっと具体的に書こうかと思います。

あ、ただ、確かに僕はダイビング系SNSというものに大きな期待を持てずにいますが、
うみもぐらの成功は願っています。
成功とまでいかなくとも、そこそこのビジネスモデルとして成り立てばいいなあ、と。
それだけのポテンシャルも、あるにはあると思います。
(その話も、また後日)

実際に自分も登録しましたので、SNS内の一会員としてですが、できることはやってみようかな、と。 
うみもぐらをちょこちょこ使いつつ、次回の記事を書きたいと思います。